同作は『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央氏が1982年に発表した作品で、2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』大阪で舞台挨拶
公開初日の興行収入が前作比160%(全国エリア)のロケットスタートとなったこと、さらに、公開初日の関西エリアの興行収入が330%という驚異的な数字を記録したことを受け、GACKTは「3.3倍の人が観に来ている事と(ディスっている事で)敵に回していないかはイコールではないですよね……。前作はヒエラルキーがありましたけど、今回大阪はただの悪者になっています」と未だ心配が晴れない様子で大阪人の反応を探る。益若は、滋賀県での前作対比の興行成績が約1000%であることを挙げ、「私たちの想像以上の盛り上がりで凄く嬉しいです」と素直に驚きを見せた。
関西への愛ある「ディス」も話題になっている本作について、周りからの反響を聞かれた藤原は「やっぱりありましたね。ネタバレにならない様に言いますと……」と少し思案してから、「和歌山、奈良、滋賀の方々のことをディスらなきゃいけないので、全国に向けて色んな人が来たら嬉しいなあ!という思いで思いっきりディスらさせてもらいました」明かす。
注目してほしいポイントを聞かれたGACKTは「いい表現で言うとオマージュ、普通に言うとパクリですね」とここでひと笑いをかっさらいつつ、「(パクリが)沢山入っているので、いくつパクリが入っているのか数えていただくのはアリなんじゃないかと……。後こういう作品を作るときって許可を取るのが普通なんですけど、ほとんど許可を取っていない。
イベントでは映画の大ヒットを祝し、鏡開きを実施。樽の中にはたこ焼きを模したたこ焼きボールが入っており、6人はそこにサインを書き込み観客に投げ込む。サインを書き込む際には、GACKTが日付を誤って「11月4日」と書いてしまったことを加藤・益若が目ざとく見つける一幕も。