同作は『メアリと魔女の花』で鮮烈なデビューを飾ったスタジオポノックの最新作。
○■寺田心、主題歌の歌詞を分析「あくまで考察ですが……」
凛々しいタキシード姿で登壇した寺田。本編の上映に合わせて神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるフル・オーケストラの生演奏が行われた同試写会に「僕も音楽を少し習っているので、(オーケストラの皆さんの)すごさがわかる。素晴らしい!」と興奮気味に語る。そして、3回目の鑑賞となった今回は主題歌の歌詞に注目したそうで、「あくまで考察なんですが……」と切り出し、「ラジャーとアマンダのお父さんが、アマンダに向けて言いたいことだったり、皆さんに向けて伝えたいことなんじゃないかな」と分析していた。
また、ラジャーを生み出した少女・アマンダの声を担当した鈴木は「まだ余韻に浸っているというか……素敵な音楽とともに映画を観ることができて……」と声を詰まらせる。「アマンダを演じることができて、すごく感慨深いものがあって。この作品に携わることができてすごく幸せだなと、改めて思いました」と目に涙を浮かべながら語った。
イベントでは、主題歌を担当したア・グレイト・ビッグ・ワールドのイアンが登場し、百瀬監督、西村プロデューサーとともに主題歌の製作秘話を披露。寺田は改めて「本当にたくさんの方が何年をもかけて作られてきた作品なので、僕自身も関わることができて嬉しく思います」と感謝を伝える。さらに「僕の声変わり前の不安定な時期に収録したんですが、その声をこの素敵な作品で残すことができて、光栄ですし貴重な体験です」と話した。