GACKTと二階堂ふみがW主演を務める映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』(公開中)の本編映像が14日、公開された。

11月23日に公開を迎えた同作は、現在までに累計観客動員数107万5,000名を突破し、興行収入14億7,000円とヒット中。
有名飲食チェーン、大型ファッションカンパニー、レジャー施設、交通機関に至ってはバスから航空機まで様々な企業コラボレーションを日本各地で展開し、12月11日からはまさかの『全日本フィギュアスケート選手権2023』とタッグを組んだ応援番組『翔んで全日本フィギュア ~氷上からも愛をこめて~』も5夜連続で放送されている。
○■映画『翔んで埼玉』話題の出身地対決シーン

作中で話題となっているのが、前作でも大きな反響を呼んだ都道府県対抗“出身地対決”。今回、大阪代表の菅田将暉、神戸代表の北川景子戸田恵梨香 VS 奈良代表の加護亜依・せんとくんという出身地対決シーンが公開された。

映像では、滋賀解放戦線のリーダーである桔梗魁(杏)の鼓舞で奮い立つ滋賀・和歌山・奈良の連合軍の前に、大阪・神戸・京都の大軍勢を引き連れた大阪府知事・嘉祥寺晃(片岡愛之助)らが現れる。天下分け目の出身地対決の場所として選ばれたのは、関西一帯の水資源を支える琵琶湖の水門“瀬田川洗堰”だ。

先手を打った嘉祥寺が「戦意喪失させたるで!」と掲げたのは、大阪府箕面市出身の大人気俳優・菅田将暉の巨大旗。
初っ端からの強敵登場に桔梗たち「若手実力No.1の呼び声高い超売れっ子俳優…」とおののく。さらには神戸市長(藤原紀香)が「息の根止めたるわ!」と神戸出身の美人女優・北川景子と戸田恵梨香のパネルで追い打ちをかける。

神戸の層の厚さに圧倒される桔梗たちだが、負けじと反撃すると、浮かび上がったバルーンにはなんと、アイドル界の問題児・奈良県大和高田市出身 加護亜依と奈良県公式マスコットせんとくん姿で、まさかの一撃に嘉祥寺たちもたじろいでしまう。正統派で勝負してきた大阪・神戸に対抗して、なにかと世間を騒がせた切り札を出してきた奈良という構図が、SNSでも話題のシーンになっている。

【編集部MEMO】
『翔んで埼玉』は、『パタリロ!』などで知られる魔夜峰央が1982年に発表した作品。2015年に復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどメディアで多数取り上げられ、大反響を呼んだ。
2019年に二階堂ふみとGACKTをW主演に実写化。11月23日から続編となる映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が全国公開中。

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