パーソルホールディングスはこのほど、経済産業省と日本健康会議が協同で選定する「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定された。

「健康経営優良法人」の認定は、日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している企業を顕彰する制度となる。


パーソルグループでは、"はたらいて、笑おう。"を掲げ、1人ひとりの可能性を広げるとともにはたらく自由や個人と社会の幸せを広げることで、「"はたらくWell-being"創造カンパニー」となることを目指している。

今回初の認定となった同社では、エンゲージメントの向上に取り組むとともに、社員の心身の健康が重要な土台であると考えているとのこと。

グループの主な取り組みは、ストレスチェックや労働時間の適正化、ワークライフバランス・生活時間の確保、デジタルウェルネスプログラムやダイバーシティ関連など心身の健康維持増進セミナーの実施など。

また、グループ社員のコミュニティ「みんなの部活」を介し、様々な運動系部活の支援も行っている。

2020年からは健康増進に向けて複数の取り組みをスタート。
社員の精神的な健康状態を的確に把握するため、ストレスチェックの仕組みをグループ全体で統一させている。また、デジタルウェルネスプログラムを展開し、在宅勤務やデジタルワーク時のメンタルヘルス対策も強化している。

2022年からは、エンゲージメントサーベイを通じてプレゼンティーイズムを把握し、社員の健康状態をモニタリングする環境を整備している。

そのほか、障害者就労支援においてVRを活用したデジタルヘルスコンテンツを導入し、"はたらくWell-being"の向上に注力している。今後さらに、健康診断データの統合やストレスチェックと健康診断の関係性分析、外部企業との共同研究やテクノロジーを活用した健康施策の導入を進めていくとのこと。