ハーバー研究所は3月26日、女性に向けて実施した「新型コロナウイルス感染症5類移行後のメイクやスキンケアに関する調査」の結果を発表した。調査は2月13日~18日、20代~70代の計2,239人を対象に行われた。


まず、最近1年以内に感じた肌悩みについて尋ねたところ、50代以上では「シワ・たるみ」(24%)、40代では「シミ・くすみ」(19%)、30代では「毛穴の開き・黒ずみ」(16%)がそれぞれトップとなった。

トップに次いだのは、50代以上では、「シミ・くすみ」(22%)、「乾燥」(15%)。40代では「シワ・たるみ」(16%)、「乾燥」(15%)、30代では「乾燥」(15%)、「シミ・くすみ」(14%)。「乾燥」は、どの世代も3大悩みの一つになっている事が伺えた。

コロナ禍と比較してメイクへの関心や方法が変わった人は66%、スキンケアに関する関心や方法が変わった人は52%であった。

メイクの行動変化の内容としては、「リップをするようになった」、「ファンデーションをきちんと塗るようになった」、「メイクの頻度が増えた」が上位となっている。


一方で、スキンケアに関する行動変化の内容は、「化粧水の量が増えた」「美容液の量が増えた」が並び、「今まで使用したことのない、新しいスキンケア商品を買った」が次いでいる。

メイクをする目的のトップは、「身だしなみ、マナー」が26%で最多となり、次いで「肌悩みのカバー、肌をきれいに見せたい」「印象を良くしたい」がそれぞれ16%で続いた。

ベースメイクの悩みについて聞いてみると、「シミやクマが上手く隠せない」が19%、「メイク崩れ」が12%、「シワが目立つ」が11%で上位に。肌悩みとの関連性が強い傾向が見られた。

ポイントメイクの悩みでは、「眉が上手く描けない」が19%で最多となり、次いで「メイクがマンネリ化している」が17%、「リップがすぐ落ちる」「アイラインが上手く引けない」「似合うカラーが分からない」がそれぞれ11%となっている。

ベースメイクを選ぶポイントは、「つけ心地の良さ」(13%)、「使いやすさ」(11%)、「肌への負担感が『少ない』または『ない』」(10%)、ポイントメイクを選ぶポイントは「使いやすさ」(15%)、「発色の良さ」(12%)、「つけ心地の良さ」(11%)がそれぞれ上位となった。