同作は山口つばさ氏による人気漫画の実写化作。
○眞栄田郷敦、客席に座る“父”やすを発見していまい調子狂う「気付いてました」
劇中で熱かったと思うシーン・刺さったセリフについて聞かれると、眞栄田は「僕は八虎のお母さんやお父さんとの家族のシーンは刺さる。受験に向かう高校生の親御さんの気持ちや本人の気持ち、そのぶつかりは観ていてとても刺さります」と回答した。
イベントでは、キャスト陣にサプライズで八虎の両親を演じた石田とやすが登場。MCの呼び込みで壇上に石田が姿を現すと、眞栄田は高橋に身を寄せながら「え~っ!!」と声を上げ、驚きの表情を見せる。石田から花束を受け取ると「ありがとう……泣きそうになりました」と再会を喜んだ。
改めて眞栄田は「さっきも言ったんですが、お母さんとお父さんとのシーンは僕にとって大きなシーンだったのですごく嬉しいです」と感激。石田も「郷敦くんの『本当に僕は絵が好きなんだ』というシーンが今でも思い出されます。あのときの郷敦くんの真っすぐな目で私を見て、必死で訴えかけてきたお芝居は本当に素晴らしくて……この顔を見れているのは世界で私だけなんだなと思いながら、親子のやり取りをしていました」と振り返っていた。これに眞栄田も「ぶつかるシーンも激しめにぶつかりましたし、自分のお母さんと重なる部分もありましたし、すごく気持ちが入りました。
ここでMCから「お父さんもこっそり観にきてくれているかもですね?」とフリがあるも、石田が「それはないと思います!」とばっさり。すると、「ちょっとちょっと!」という声とともに客席からやすが登場し、「郷敦くん! お父さんが出てくると思ったでしょ? お母さんが出てくるというサプライズ、ばっちりでしたね~」と壇上に姿を現した。
イベント冒頭から緊張気味だった眞栄田は「僕の調子がこんなに狂っているのは、やすさんがそこに座っていたからですよ! 気付いてました」とやすの存在を登場から認知していたそうで、「だから言うこと全部飛んじゃって! (サプライズで出てきたのが)お父さんじゃなかったし……どうしようと思って(笑)」と笑顔を見せていた。