同作は、田部井淳子氏の生涯を壮大なスケールで描く映画。
主演を務める吉永はこれまで123本の映画に出演してきており、今回124本目として出演を決めた。女性登山家・多部純子を演じる。メガホンをとるのは、吉永と『北のカナリアたち』以来13年ぶりの再タッグとなる阪本順治監督。8月18日にクランクインしたばかりで、11月末のクランクアップを予定している。
○吉永小百合 コメント
田部井淳子さんと対談したのは2012年。明るくて、楽しいお話をいっぱい聞かせて下さいました。
今、私は、『せかいのおきく』という素晴しい映画を創った阪本監督のもと、「世界の淳子」役に全力で挑戦します。
○阪本順治監督 コメント
吉永小百合さんと再びご一緒できることの喜び。しかも、田部井淳子さんの人生を基にした山と家族の物語。
○田部井進也 コメント
母は生前、吉永さんと仕事を一緒にさせていただき、また亡くなったとき供花を頂きました。
そのご縁から映画の話となり驚きました。阪本監督は今年、富士山山頂で高校生を迎えて頂きました。
お二人の熱い想い、心から感謝いたします。
映画を通じ、母のような女性がいたことを知っていただけたら幸いです。
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