「ミスマガジン2023」グランプリで、女優としても活躍中の今森茉耶が、8月28日に1st写真集『恋がはじまる』を発売した。上京する前は何かに特別関心を持つことがなかったという彼女は、「ミスマガ2023」グランプリ受賞によって、気持ちに大きな変化が生まれたと明かす。
――1st写真集の発売、おめでとうございます! 初の写真集が決定した時、そして発売を迎えた今の心境は?
ありがとうございます。写真集の発売が決定したのはグランプリが決まったときで、特典で写真集は出せるってわかっていたんですけど、実際に出すってなると、やっぱりちょっと緊張というか。自分の本なので、「ちゃんといいコンディションで頑張るぞ!」という思いでした。ミスマガからもちょうど1年なので、今までにあったこととかをいろいろ思い出して、「この写真集がもっと価値のあるものになれるように頑張ろう」という気持ちになりました。
――撮影で印象的だったことや思い出などを教えてください。
フィリピンのセブ島の離島で、ジンベエザメウォッチングをしたんですけど、けっこう波が高いところで潜ったんです。しかも、ライフジャケットなしとゴーグルなしで泳いでもいいということだったので、「そうしよう!」と思って(笑)。けっこう深い海に、でっかいジンベエザメがいるところに飛び込んだのは、自分の中での思い出です。
――ランジェリーカットに初挑戦されていますが、水着との感覚の違いは?
あまり自分としては違わなくて。撮影場所が実家みたいなスペースだったので、けっこうのんびり、穏やかな気持ちで、本当に実家でくつろいでいるみたいな気持ちで、緊張とかはなく撮影できました。
――今回の写真集で、一番の挑戦だったと感じていることは?
難しかったのは……なんだろう? かっこいい表情とか、夕焼けに似合う表情。
――被写体として参考にしている人はいますか?
女優さんとしても目標にしている方なんですけど、高石あかりさんや池田エライザさんが大好きで。そのお二方の写真は、どういう雰囲気の写真を見ても、どうしてもかっこいい、素敵な雰囲気を持っていらっしゃるので。そういう雰囲気を持てる人になれたらいいなといつも思っています。
○“健康的な生活”を意識「元気な状態で撮りたいと思ったので」
――ボディメイクなど、撮影に向けて準備したことは?
ご飯を毎日食べました。何も気にしなかったら食べない日とか、そういうのがあって痩せてしまうので。写真集なので、ちゃんと健康的な体で、元気な状態で撮りたいと思ったので、毎日三食、朝昼晩を食べて、健康的な生活を心がけていました。
――スタイルや美容面で心がけていることを教えてください。
他には、お散歩はけっこう心がけています。家に引きこもりがちで、家でずっと過ごすことが休みの日は多いので、そういうときもちゃんと外を歩いて、1日に1回は体を動かすというのは心がけています。
――インドア派なんですね。
めちゃめちゃインドア派です。夏とか特に、夜も昼も暑いじゃないですか(笑)。だからあんまり出たくなくて(笑)。多趣味で、ゲームも大好きだし、本もけっこう読むし、絵もたまに描くし、料理もするので、けっこう家で楽しんでいます。
――ご自身の体の中で一番好きなところ、自信があるところは?
自信があるのは目です。ふとした時に褒めていただくことが目が一番多いので、目がけっこう自信あります。
――今まで言われてうれしかった、目の誉め言葉は?
「吸い込まれる」と言われたのがうれしかったかも(笑)。お話ししたら、見た目はすごく頭がよさそうで、いい生活をしてそうな、お淑やかな人に見えるけど、しゃべるとちょっとバカっぽいと言われるのが多いので(笑)。でもそれもうれしかったりします(笑)
グラビアは「女の子がすごく輝いている場所」
――芸能界に入る前、グラビアという表現にはどういうイメージを抱いていましたか?
事務所の子に憧れて始めたのもあって。桑島海空ちゃんのグラビアを見て、すごくキラキラしてかわいい印象だったので、「女の子がすごく輝いている場所」というイメージでした。
――肌を露出することへの抵抗などはなかったですか?
最初は「大丈夫かな?」とか「どう見えているんだろう?」というのが不安でしたが、写真のデータを見せてもらうと、自分が思い描いていたよりキラキラしていて、かわいくて、すごく好きでした。
――ミスマガ2024の発表イベントにゲストで登壇されたミスマガ2023の皆さんが、感極まっていたのが印象的でした。
自分でも自分が成長したなと思います。ミスマガのメンバーからも言われるんですけど、最初は「宮崎から出てきた宮崎の女の子が、頑張って話している」みたいな印象をずっと持っていたらしくて。そこから、みんなとお仕事したり、ラジオをやらせていただいたり、他のお仕事でもいろいろ経験させていただくことが増えて、みんなとお仕事するときも、「考え方や話し方がすごく成長したね」と言ってもらえるので。全体的にみんなのおかげで、一歩ずつ成長しているなという感覚があります。
――ミスマガのメンバーとは、現在も交流があるんですよね?
めっちゃあって、週1レベルで会ってて。お泊まりとかしていると、グループLINEがあるんですけど、グループLINEに「お泊まりナウ」みたいな感じで、みんなが個別に送ってくるという(笑)。めっちゃ仲いいです。
○「ミスマガ」グランプリ受賞で芽生えた何事にも意欲的に
――ミスマガは、今森さんにどんなものを与えてくれた存在ですか?
全てをいただいたなって思うんですけど、宮崎に住んでいる時は、好きなものとか追いかけているものが全くなくて。「私はどこに向かっても、なんでもいいや」みたいな。無気力じゃないんですけど、何に対してもあまり関心を持っていない状態で、つまんなかったと思うんですけど、ミスマガを受賞してから、演技のお仕事だったり、お勉強とか、人との向き合い方について、すごく自分の中で「ああしたい、こうしたい、勉強したい」というのがどんどん出てきて。今でもそれに無我夢中なので、本当に全部が彩ったなという感じがします
――最後に、将来的なビジョンや、今後挑戦したいことなどを教えてください。
グラビアでは、今回は1st写真集を出させていただいたんですけど、2ndも出したいなって! なので、2nd写真集を出せるように女優業でも注目されたくて、自分で勝ち取っていけるものは、努力で勝ち取っていきたいなと思っています。
■今森茉耶(いまもり・まや)
2006年3月26日生まれ、宮崎県出身。ミスマガジン2023グランプリ。日本テレビ企画ショートドラマ『最期の授業』松本絵里役、ホラーの巨匠清水崇監督最新映画『あのコはだぁれ?』小日向まり役、若手発掘・育成プロジェクト「私の卒業」第5期の映画『こころのふた~雪ふるまちで~』ではメインキャストを務めるなど若手女優として活躍中。2024年10月19日開催の「Rakuten GirlsAward 2024 A/W」に出演決定。