「最近、何を食べてもおいしく感じない」「食欲がわかない」──そんな変化を、“年齢のせい”だと思っていませんか? 実はその背景には、味覚に関わる栄養素「亜鉛」の不足が隠れている可能性があります。『65歳からは戦略的ちょいデブ心が軽くなる「脱・やせ信仰」のススメ』(和田秀樹/青春出版社)から一部を抜粋して紹介します。

○食欲がないのは亜鉛不足の可能性も

「最近、何を食べても砂を噛んでいるようでおいしくない」

そう感じて食欲が落ちている場合、単なる老化ではなく、これも亜鉛が不足している可能性があります。亜鉛は味覚を感じる細胞をつくるのに不可欠な栄養素。
不足すると味覚障害が起こり、ご飯がまずく感じるようになり、食べなくなるという悪循環に陥ることがあります。

さらに、亜鉛不足は男性機能の減退にも直結します。男性ホルモン(テストステロン)の分泌が減り、ED(勃起不全)のリスクが高まるのです。

さらに、筋肉が落ちたり何事にも意欲がわかなくなったりもします。

食欲がないのは胃腸の問題ではなく、こうした微量元素(亜鉛やマグネシウムなど)が欠乏しているからかもしれません。

「最近、元気がない」と思ったら、牡か蠣きなどの亜鉛を多く含む食品を意識してとるようにするか、手っとり早くサプリメントで補ってみてください。

味がわかるようになれば、食欲も自然と戻ってきます。

○『65歳からは戦略的ちょいデブ 心が軽くなる「脱・やせ信仰」のススメ』(和田秀樹/青春出版社)

65歳からは「ちょい太め」が一番長生き、そして幸せ!健康診断の「メタボ判定」に一喜一憂し、好きな食べ物を我慢してまで体重を抑えていませんか? ある程度年齢を重ねてから、真に恐れるべきは「肥満」ではなく「やせ(低栄養)」なのです。本書はシニア世代に向けて、「戦略的に小太り(ちょいデブ)を目指す」という新しい健康常識を提案します。「BMI25~30が最も長生き」「小太りは免疫力が高い」「肉こそが長寿の特効薬」など、医学的データに基づいた手法の数々を提案していきます。
読めば心がフッと軽くなり、気持ちも明るくなって、それが免疫力を高めることにもつながります。人生の後半戦を笑って過ごすための「読む処方箋」です。
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