今永がMLB選出の先発投手パワーランキング1位に輝いた(C)Getty Images

 MLB公式サイトは現地時間5月22日(日本時間23日)、「先発投手のパワーランキング」を発表し、カブスの今永昇太が1位に輝いた。現在リーグ6位タイとなる5勝を挙げている左腕は、防御率は0.84で両リーグトップを誇っている。

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 MLB公式サイトの有識者によって各先発投手のランキングが決まるが、同公式サイトは「イマナガが試合を重ねるごとにゼロを並べ続けるにつれ、我々の委員会の反応は懐疑的なものから、納得のいくもの、そして完全に受け入れるものへと変化してきた」と伝えている。

 そして、「彼のフォーシームとスプリッターのコンボは、対戦相手には文字通り魔法のトリックのようだが、結果は無視できない。これほどメジャーリーグでのキャリアをスタートさせた先発投手はいない」と高い評価を与えた。

 今永は前回4位から1位に上昇し、評価は“うなぎ上り”となっている。ちなみに2位以降のランキングを見てみると、2位はタリク・スクバル(タイガース)、3位はランヘル・スアレス(フィリーズ)、4位はザック・ウィーラー(フィリーズ)、5位はタイラー・グラスノー(ドジャース)という結果だった。

 今永は前回登板のパイレーツ戦で7回88球を投げて4安打無失点、7奪三振と好投。

白星には恵まれなかったが、ここまで5勝0敗の好成績をマークし、メジャー1年目から旋風を巻き起こしている。

 また、現地時間5月21日(日本時間22日)のブレーブス戦で始球式を行った米女子バスケットボール(WNBA)選手との3ショットも公開されて話題となった。球団公式Xなどがその様子を伝えている。

 新人ながらサイ・ヤング賞候補の呼び声も高く、次回登板は現地時間5月24日(日本時間25日)に敵地セントルイスで行われるカージナルス戦に決まった。投げる度に評価が上がる30歳左腕の投球に今後も注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]