格闘技界の大物コラボが実現した。

ボクシング元世界王者の具志堅用高と、RIZIN現バンタム級王者の堀口恭司がYouTubeでコラボ動画を公開。

チャンピオン経験者ならではの対談や、ミッド撃ち、さらには具志堅が堀口に「あの技」を習う様子も公開されている。

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具志堅が振り返る現役時代

堀口チャンネルで公開された動画の前半では、2人による対談が行われた。

現役時代、13度の防衛戦を行っている具志堅に対し、堀口はどのような気持ちで臨んでいたのかと質問。

それに対し具志堅はこう答えている。

「我々の時代は団体が2つしかなかったので、他に行こうとか、階級を上げようとすると、なかなか順番が回って来なかったんですよ。それに加えて、指名試合といって90日に1回とか、ランキング1位から必ず試合をするというのがありました。そうしないと剥奪されたり、厳しい状況に追い込まれるんですよ。だから僕は年に必ず3~4試合はしましたね。」

さらに具志堅は、今とは異なる自身の現役時代の格闘技界についても、こう振り返っている。

「昔は嫌だとか、やりたくないとか言えないんですよ。組まれた試合は全部やらないといけなくて・・・。海外で試合をすることも難しかったです。
あと、あの頃は、ベルトを自分で作るんです。僕の時はWBAのベルトが正式になかった。テレビ局の人が作っていました。だから、先輩はみんな1人ずつベルトが違いましたね。ただ僕ベルトに興味は全くないんです。入場するときもベルト担いだことないですね。あの頃大事にしていたのは認定書でした。」

そして動画の後半では、ミット撃ちの様子が公開されている。

堀口のルーツに迫る

【格闘技】堀口×具志堅、格闘技界の大物コラボが実現!「あの技」の様子も

一方、具志堅チャンネルでも前半に対談の様子が公開。

具志堅が大晦日のRIZINの試合を見て堀口の強さに感銘を受けたことからコラボに至ったというが、その一戦について具志堅はこう話す。

「作戦が良かったかもしれないですね。足の蹴りにいったのが良かった。あれで相手は我慢出来なかったでしょうね。ボクシングは足を蹴ることが出来ないから、ボクサーの場合はボディーを攻めていく。それを徹底的にやったのがよかったですね。」

さらに対談は続き、堀口のルーツに迫った。

「僕は元々、伝統派空手をやっていました。山本KIDさんに憧れて、KRAZY BEEに入ったんですよね。そこが、総合で初めて入ったジムでした。元々空手をやっていたことで、打撃の基礎はあったと思います。」

選手生命を左右する大怪我から復活し、見事王者奪還を成し遂げた堀口。

今後の目標について問われると、こう答えた。

「僕、RIZINとベラトールの2つのベルトを持っていたんですが、膝の靭帯を切った時に返しちゃっているんですよ。RIZINのベルトはこの前取り返したので、ベラトールのベルトを取り返したいですね。」

そして動画の後半では、具志堅が堀口に「あの技」を習う様子も公開されている。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]