乳酸菌とは、善玉菌の一種です。

善玉菌とはヒトのカラダによい働きをするものが多く、たくさんの種類があります。

【関連記事】知っておきたい!血管がキレイになる食事法とは

乳酸菌のなかでは、ヨーグルトにたくさん含まれることで知られるビフィズス菌やガセリ菌が代表的で、体によいというイメージがありますよね。

近年、腸内の環境を整えることで、便秘解消などだけではなく、身体の免疫力を高めることが分かり、花粉症などのアレルギーに対する効果やインフルエンザなどの感染症予防としても注目されてきています。

・整腸作用
・内臓脂肪の低減効果
・血中コレステロール低下
・感染症予防効果
など

一方で大腸菌、ブドウ球菌などは身体にとってあまり良くない働きをすると言われる悪玉菌に分類されています。

理想的な腸内環境は、できるだけ善玉菌が多い状態が望ましいといわれていますが、食べ物で体内に摂り入れた乳酸菌は、3~4日で体外に排出されてしまうと言われていますので、腸内環境をバランスよく維持し続けるために、毎日こまめに摂り続けていくことが大切です。

昔から、日本人は繊維質の多い食べ物を食べてきたため、欧米人に比べ腸が長いといわれています。

腸が長いということは、それだけ腸内菌の影響が出やすいと言えるのではないでしょうか。


私たち日本人は昔から、味噌、麹、ぬか漬け、納豆・・・など自然の乳酸菌を含む食べ物を食べてきた歴史があります。

乳酸菌が摂取できる食品はたくさんあります。

キムチは意外と知られていないですがヨーグルトと同じぐらいの乳酸菌が含まれているそうです。

好みや体調に合わせて自分に合う乳酸菌を見つけましょう。

腸の状態が良くなると、便の質も良くなります。

毎日お通じがあるか、その量や形、残便感がないかどうかを毎日確認するようにしましょう。


健康のことで大切なのは、身体の声に耳を傾けることです。

[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。