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 今回から格闘技の注目イベントの前後で、ファイターに試合の見所と総評を語ってもらう企画がスタート!

 第1回は、「キック界の王子」こと白鳥大珠に大晦日の『RIZIN.33』について聞いた。白鳥といえば、那須川天心の同僚イケメンファイターであり、今年の6月には皇治に勝って、RIZINキックワンデートーナメントに優勝している実力者。

そんな白鳥が注目している試合は? 前後編の前編。(聞き手=Show大谷泰顕)

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――白鳥選手、今回から注目の試合を、試合前後でいろいろ語ってもらいたいと思います。
「そうなんですね」

――今回は大みそかの『RIZIM.33』なんですけど、まずお聞きしたいのは、白鳥選手の名前がありません(苦笑)。
「そうですね…。今回はうまくハマらなかったですね」 

――残念です。
「まあ、その辺はもう気にしていないので、来年に向けてやっていきますよ」

――では、今回の『RIZIM.33』で気になる試合はどれでしょうか?
「うーん、でも、普通に皇治選手は楽しみですけどね」

――相手はYA-MANですけど、どうなりますかね?
「予想的には…うーん、どうだろ?」 

――ズバリ言うと?
「予想としては皇治選手の判定(勝ち)かなーと思いますね」

――判定まで行きますか。


「…と思いますね」

――皇治選手は、あまりKOするイメージはないですもんね。
「しないし、されないし、みたいな感じですね」

――ポイントはどこでしょう?
「YA-MAN選手のアッパーがうまいんですよ。だからそのアッパーがどこで出るか」

――アッパーが。
「ええ。皇治選手も、前の試合を見ていたら、結構アッパーをもらっていたので。YA-MAN選手はたぶん、アッパーで(皇治を)倒せると思うんですけど、それが決まれば、(皇治の)ダウンはあるんじゃないですかね」

――KOには至らないまでも、ダウンは取れると。


「そうですね。お互い、結構引かないで前に出るタイプなので、バチバチの打ち合いにはなるのかなと思いますね。ただ、そうなると、これまでの場数と経験・キャリアの差で皇治選手かなっていう」


イケメン格闘家・白鳥がRIZIN大晦日の皇治 vs YA-MANを予想。「微妙な判定で皇治が勝つ。ポイントはYA-MANのアッパー」

――今年6月にあった白鳥 vs 皇治戦では、バッティング云々が話題になりましたけど、皇治 vs YA-MAN戦ではそこもポイントになりますかね?
「うーん、それはあると思いますね」

――またバッティングが(苦笑)。
「そこは起こると思うんですけど、そこは関係なく打ち合うんじゃないですかね?」

――結果、皇治選手が判定で勝つと。
「微妙な判定で勝つんじゃないですかね(笑)。どっちが勝ったかな? くらいの判定で皇治の腕が上がるのかなあみたいな(笑)」

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イケメン格闘家・白鳥がRIZIN大晦日の皇治 vs YA-MANを予想。「微妙な判定で皇治が勝つ。ポイントはYA-MANのアッパー」

――それ以外の気になる試合は?
「バンタム級グランプリは楽しみですね」

――具体的にはどこが?
「やっぱり(決勝戦で実現する可能性がある)朝倉海 vs 井上直樹戦は見たいと思いますね」

――白鳥選手から見た、優勝予想は?
「優勝は、その二人のどっちかなんですけど……」

――本命・対抗と言われてきましたよね?
「だから、どっちかなー?」

――準決勝の闘い方や結果次第になりますもんね。


「トーナメントは不確定なものがあるから予想しにくいですよね」

――確かに。
「ただ、僕的には井上直樹選手がメチャクチャ強いと思っていて」

――井上選手が?
「ええ。打撃のレベルも普通のキックボクサーと同等レベルなので」

――あえていうなら井上ですか。
「そうですかね」

[文:Show大谷泰顕]

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