大谷がESPNが主催する「ESPY賞」で2冠を達成した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が7月20日(日本時間21日)、米スポーツ局『ESPN』が主催するスポーツ界の年間表彰「ESPY賞」で、「MLB最優秀選手賞」と「男性ベストアスリート」を受賞した。

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 「MLB最優秀選手賞」は2年連続2度目の受賞、「男性ベストアスリート賞」はNBAのステフィン・カリーやNFLのアーロン・ロジャーズらアメリカンスポーツのスーパースター達を制しての選出で、日本人としては初。野球界では1999年マーク・マグワイア以来、23年ぶり5人目の快挙となった。

 大谷はビデオメッセージを寄せ、「候補者の方々、おめでとうございます。皆さんと同じカテゴリーに入れて光栄に思います。皆さんは最高の選手です。感謝しています。

すべてを楽しんでください。アフターパーティも」と英語で喜びを語った。

 今季も二刀流として活躍し、投手で9勝、打者として19本塁打を放ち、ベーブ・ルースが1918年に記録した「シーズン2桁勝利、2桁本塁打」という快挙に王手をかけている。次回登板は現地22日(日本時間23日)のブレーブス戦。104年ぶりの偉業達成に期待が高まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]