女優の木村佳乃が2日、都内で実施された映画『私ときどきレッサーパンダ』の配信直前イベントに佐竹桃華、もう中学生と共に出席。作品にちなんだトークなどを展開し、イベントを盛り上げた。



【写真】レッサーパンダの自作お面で登場したもう中学生

 本作は、ピクサーの短編アニメーション『バオ』(2018)で第91回アカデミー賞・短編アニメーション賞をアジア系女性として初受賞したドミー・シーの最新作。感情がコントロールできなくなるとレッサーパンダに変身してしまう13歳の女の子メイが、本当の自分を見出すべく奮闘する様を描く。

 オーディションを経て出演が決まった木村は「何が何でも受かろうと思って必死でした。一回でサラッと終わりそうなところも『もう一回やらせてください!』と。で、受かったら、ディズニー・ピクサーが大好きな娘が大喜びで、鼻が高かったです」とニコニコ。

 木村はまた、作中のメイにちなんで青春時代を述懐。
「若い頃、好きな男の子の絵を自分で描いて、チューしてるあれとか描いた。そういうことしませんでした?女の子ってしましたよね?」と佐竹へ食い気味に質問。佐竹の反応が乏しいのを見て「しなかったですか? 私だけですか?」と言い、笑いを誘った。

 本作にちなんで、自分らしさを問われると「好きな人とワッハッハ!と笑っているときですかね。笑うってすごく楽しいですよね」と話し、続けて「大体『楽屋がうるさい』って言われるんですよ(笑)。生きているときは大変なこともありますけど、少しでも長い間、笑っていたいなと思います」と持論を語った。


 同じ問いにもう中学生は、自分を開放しているときは「サラダバーとか朝食バイキングとか。(盛り付けなど)配置の順番とか、あとは和ベースで行くか、洋ベースで行くかとか。納豆取るのか、取らないのか。ああいうところに自分らしさが出る」と話し、佐竹らを笑わせた。もう中学生は、本イベントで特別MCも務めた。

 映画 『私ときどきレッサーパンダ』は、3月11日よりディズニープラスで配信開始。