ライアン・レイノルズとケイリー・フレミングがダブル主演する映画『ブルー きみは大丈夫』より、ライアンやジョン・クラシンスキー監督らが作品への想い語る特別映像が解禁された。

【動画】映画『ブルー きみは大丈夫』、ライアン・レイノルズや監督らが本作に込めた想いを語る特別映像

 子供のとき、おままごとや1人遊びの時に作り出した空想の友達が、もしも大人になった今でも、そばであなたを見守ってくれているとしたら…。

ハリウッドの新進気鋭クリエイター、ジョン・クラシンスキー監督が贈る本作は、そんな独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語だ。

 日本語吹替版の声優として、もふもふブルー役を宮田俊哉(Kis‐My‐Ft2)、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビー役を新世代のネクストブレイク女優の稲垣来泉が務めることが決定し、SNS上にも期待のコメントが多数寄せられている本作。今回解禁となるのは、クラシンスキー監督や、『デッドプール』シリーズや『フリー・ガイ』をはじめ、キレキレのユーモアあふれるキャラクターで世界中の映画ファンたちを魅了してきたレイノルズらが、もふもふブルー誕生までの道のりを語るインタビューとメイキングが収められた特別映像だ。

 シチュエーション・スリラーの傑作『クワイエット・プレイス』シリーズで知られるクラシンスキー監督だが、実生活ではハリウッド女優である妻のエミリー・ブラントとの間に2人の幼い娘を持つ父親。本作は、その子供たちが幼い頃に想像した素晴らしい世界から着想を得たのだそう。クラシンスキー監督は映像内で「約7年前から“空想の友達”の映画を作りたかった」と前作とは全く違ったジャンルの映画作りへの想いから、パープルブルーで大きなもふもふ姿をしたブルーをめぐる物語が誕生したことを明かしている。


 クラシンスキー監督が描く“空想の友達”は、自身を生み出した子供が大人になり、忘れられることでその存在が消えてしまう運命にある。そんな中でブルーが出会ったのは、彼のような不思議な存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)。彼女は、大人だけどブルーが見える隣人カル(ライアン)の助けも借り、消えゆく“空想の友達”を救おうとするが―。

 本映像では、カラフルで個性豊かな“空想の友達”たち(中には透明な友達も)がのびのびと楽しそうに動き回る姿が収められている。そんなイマジネーションにあふれた本作についてライアンは、「ピクサー映画の実写版を作るイメージでこの映画を制作した」とその制作の過程をフル変える。

 また、クラシンスキー監督はこの物語について、「心に傷を抱えた少女ビーが困難に立ち向かう中で不思議な存在たちが見えるようになる物語だ」と解説。
ビーとブルーが出会うことで起こる奇跡を予感させるとともに、「空想の友達は子供時代の夢や希望が詰まったタイムカプセルさ」と子供時代からそばに寄り添ってくれる不思議な存在の魅力を語る。

 さらにケイリーは「楽しくて、心が温かくなる」、ライアンは「(“空想の友達”は)無条件にずっとそばにいてくれる友達だ」、クラシンスキー監督は「美しく素敵な存在を大人にも信じてほしい」と、かつて子供だったすべての人に向けてメッセージを贈った。果たして、少女ビーは、ブルーたちを消滅の危機から助けてあげられるのか? ブルーと少女ビーたちに、どんな奇跡が待ち受けているのか?

 ライアンもプライベートでは4児の父親だ。映像内ではクラシンスキー監督が“空想の友達”になってライアンを驚かしたり、和気あいあいと映画について話し合ったりする姿が収められている。ハリウッドをけん引するパパコンビが描く“空想の友達”たちが繰り広げる夢と感動が詰まった世界に期待が高まる。

 メイキング映像には、世界的人気アニメーション『怪盗グルー』シリーズのグルー役でおなじみのスティーヴ・カレルがブルーに声を吹き込む貴重なアフレコの様子も収められている。
マット・デイモン、エミリー・ブラント、サム・ロックウェルをはじめとする豪華声優キャストが息を吹き込む“空想の友達”たちの活躍にも注目したい。

 なお、日本語吹替版の“空想の友達”声優キャストは、近日中にパラマウント・ピクチャーズ公式Xアカウントにて順次発表予定だ。

 映画『ブルー きみは大丈夫』は、6月14日より公開。