俳優の駒木根葵汰が主演を務め、女優の優希美青が共演するドラマ『商店街のピアニスト』が、BS松竹東急にて10月3日22時30分より放送されることが決まった。
【写真】『機界戦隊ゼンカイジャー』主演の駒木根葵汰
本作は、とある商店街のストリートピアノが置かれた楽器店を舞台に、一度はピアノから遠ざかった主人公・澤本蓮が、楽器店の娘・梶原美鳥と出会うことで、ストリートピアノの演奏者として新たな道を歩き出す成長の物語。
主演を務めるのは、2021年の『機界戦隊ゼンカイジャー』の主役に抜擢され、現在放送中の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にも連続出演中の駒木根葵汰(こまぎねきいた)。幼い頃からピアニストを志していたが、父親の会社倒産により夢を絶たれ、ピアノを手放すことになり、現在は電気工事士として働く澤本蓮(さわもとれん)を演じる。
ピアノから離れていた蓮に、再びピアノを弾き始めるきっかけを与えるヒロイン・梶原美鳥(かじわらみどり)を演じるのは、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で若き日の主人公の母親役が話題となった優希美青(ゆうきみお)。明るくて前向きな性格の美鳥は、商店街にある「かじわら楽器店」の一人娘。画家を志し、美大を受験するが失敗し続け現在3浪中という役どころだ。
駒木根は、「この作品のお話をいただいた時、お芝居だけでなくピアノの演奏など経験したことのない新しい役に挑戦する事が出来るんだと興奮と不安が入り混ざった気持ちでした」とし、「人のとても繊細な感情と似てピアノにも沢山の音があります。物語も演奏もどちらも楽しんでいただけると思います」とコメント。
優希は、演じる美鳥について「とにかく明るくて、演じるのに毎日エネルギーをたくさん必要とする子」と語り、「シワが増えちゃうんじゃないか(笑)っていうくらい毎日笑顔で元気な役は、今まで演じたことがなかったので、新たな自分の芝居を見ることができ、得るものがたくさんありました。そんな元気いっぱいな姿を是非たくさんの方にみていただけたら嬉しいです」と呼びかけている。
なお、川島永次プロデューサーは「駒木根葵汰君が演じる実直な主人公、優希美青さんが演じる底抜けに明るいヒロインは視聴者の皆さまに心地よいストーリーを運んでくれることでしょう」と期待を寄せている。
月曜ドラマ『商店街のピアニスト』は、BS松竹東急にて10月3日より毎週月曜22時30分放送。
※キャスト、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。
<キャスト&プロデューサーコメント全文>
■駒木根葵汰(澤本蓮役)
この作品のお話をいただいた時、お芝居だけでなくピアノの演奏など経験したことのない新しい役に挑戦する事が出来るんだと興奮と不安が入り混ざった気持ちでした。
台本を読んで、ピアノを通して人との繋がり、誰かの悩みを解決していく心温まるストーリーだなと思いました。蓮は10年前にお父さんと離れ、そして大切にしていたピアノを手離しピアノを弾く事を諦めた少年だったのが、美鳥とそして、手離したピアノと再会して誰かの悩みや問題を解決しながらも蓮自身の悩みや葛藤もしっかりと描かれています。ストーリーに沿ったピアノの選曲や感情によって弾き方なども先生と相談しながら工夫したので是非注目して見て頂きたいです。
「商店街のピアニスト」僕自身こんなに音楽やピアノに触れたのは初めてでした。人のとても繊細な感情と似てピアノにも沢山の音があります。物語も演奏もどちらも楽しんでいただけると思います。皆さんにとって音楽に触れるいい出会いになれば、そして、ピアノの良さが少しでも伝われば嬉しいです。
■優希美青(梶原美鳥役)
ピアノに触れる機会が今までなかったので、ピアノがどのようにこの作品に関わっていくのか、どんな物語があるのか、台本を読み、撮影に入るのが凄く楽しみでした。
人には、周りの人には分からない悩みだったり、ぶつかっている壁があって、それを1人で抱え込んでしまう人もいるけれど、音楽の力がそんな人の背中を押してあげられるような存在になれることが素敵だなと思いました。
私が演じた美鳥は美大を目指して3浪中ですが、とにかくポジティブなので、自分の絵にも才能を感じている自信たっぷりな女の子です。
美鳥は、とにかく明るくて、演じるのに毎日エネルギーをたくさん必要とする子でした。
シワが増えちゃうんじゃないか(笑)っていうくらい毎日笑顔で元気な役は、今まで演じたことがなかったので、新たな自分の芝居を見ることができ、得るものがたくさんありました。そんな元気いっぱいな姿を是非たくさんの方にみていただけたら嬉しいです。
■川島永次(ホリプロ 映像事業部 映像制作三部)
昨今、リモート生活を余儀なくされ、PCやスマホに向き合う時間が長くなっております。動画配信を見る機会も増え、ストリートピアノの動画に出会いました。そこには、数多くのピアニストが、楽しそうに弾き、また、それを聴く人達も一緒に楽しみ、笑顔になり、時には涙を流す人の姿もありました。ピアノを弾く人、聴く人それぞれにドラマがあることを強く感じ、一台のピアノが与える「音楽の力」、その感動と驚きを多くの人に伝えたいという思いから企画させて頂きました。
駒木根葵汰君が演じる実直な主人公、優希美青さんが演じる底抜けに明るいヒロインは視聴者の皆さまに心地よいストーリーを運んでくれることでしょう。
また、クラシックの名曲を数多く使用し、作曲者や曲名などの解説を入れることで、クラシックに親しみを覚えていただけるような内容になっています。