コロナ禍が続いた2022年。そんな激動の時代でも、数多くのドラマや映画、アニメなどのエンターテインメントは私たちの生活に彩りを添えてくれる。
【写真】川口春奈、黒島結菜ら「2022年ブレイクした女優たち」
今回、クランクイン!で2022年12月16日~20日の5日間「2022年にブレイクしたと思う女優は?」アンケートを実施。読者の声と編集部内での審査を加味し、5人の女優をピックアップした。
■ 川口春奈
川口は、今年多くの視聴者の心を鷲づかみにしたフジテレビ系のドラマ『silent』の主人公・紬を演じ話題に。本作は、かつて本気で愛した恋人と音のない世界でもう一度“出会い直す”ラブストーリー。劇中で見せる手話や、大きな瞳から溢れる自然な涙の演技に対して、SNSを中心に毎話大きな反響が集まった。
22日には最終回を迎え「いくつもの涙の種類を持っていて毎度圧巻だった」「表現力の高さに脱帽」など絶賛の声が続々。紬に真摯(しんし)に向き合う姿が視聴者を魅了した。ほかにも、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』ではヒロインの姉・良子を好演するなど、活躍を見せた。
■ 黒島結菜
黒島は、自身の出身地でもある沖縄を舞台にしたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』のヒロインを務め、朝の顔に。平野紫耀の主演ドラマ『クロサギ』(TBS系)への出演は記憶に新しい。9月の朝ドラ放送終了後、すぐに10月期のドラマ出演ということで話題を集めた。
■ 平手友梨奈
平手は大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメーク『六本木クラス』(テレビ朝日系)への出演が大きな話題に。IQ162のインフルエンサー・麻宮葵を好演し、彼女の登場シーンには毎回視聴者から反響が集まった。アンケートでも「明るくて可愛くて強い女性の演技が印象的」「麻宮葵役は完全にハマり役」「麻宮葵役のインパクトと引力が大きかった」など数多くのコメントが寄せられた。
現・朝ドラ女優や大ヒットアニメ映画声優も
■ 福原遥
福原は現在放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のヒロイン・舞を好演。子役時代に“まいんちゃん”として親しまれていた福原が朝の顔となった。
また、4月期に放送されたドラマ『正直不動産』(NHK総合)も忘れてはいけない。本作で福原が演じたのは、嘘が一切つけなくなった営業マン永瀬財地(山下智久)の後輩で、“カスタマーファースト”をモットーに掲げる新入社員の月下咲良。明るくひたむきな姿は多くの視聴者の心をひきつけた。福原は大みそかに放送される『第73回NHK紅白歌合戦』のゲスト審査員も務める。
■ 原菜乃華
原は新海誠が監督・脚本を務める話題の映画『すずめの戸締まり』にてオーディションを経てヒロインの声に抜てきされ、声優に初挑戦。
さらに2021年から2022年にかけて2クールで放送された『真犯人フラグ』では主人公・相良凌介の娘・光莉を演じ、存在感を見せつけた。間宮祥太朗主演のドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系)では、ヤンキー一家・難破家の長女で末っ子の吟子を好演。強すぎるふたりの兄を誇りに思っているヤンキー女子中学生を演じ、くるくる変わる表情や演技力で視聴者の目をくぎ付けにした。