現地時間2月12日に開催されたスーパーボウルで、圧巻のハーフタイムショーを行ったリアーナ。実はこのショー、リアーナ自身には、全くギャラが支払われていないのだ。



【写真】リアーナ、ふっくらお腹でスーパーボウルのハーフタイムショーに登場

 スーパーボウルのハーフタイムショーには、これまでレディー・ガガやビヨンセ、ジェニファー・ロペスとシェキーラ、ケイティ・ペリー、マルーン5など、錚々たるアーティストが登場してきた。しかし、Esquireによると、NFLのポリシーにより、アーティスト自身はギャラを一切受け取っていないそうだ。

 その代わり、パフォーマンスに掛かった経費は負担される。たった十数分間のパフォーマンスだが、その経費は天井知らず。2020年に行ったジェニファーとシャキーラの舞台では、3000人のスタッフ、技術面の費用、38パートに分かれる舞台など、およそ1300万ドル(約17億1600万円)もの経費がかったそうだ。

 そうして出来上がった舞台は、世界中でテレビ中継され、昨年の視聴者数は1億人にも及び、しかも2007年以来上昇の傾向にあるという。


 この結果、2018年にパフォーマンスしたジャスティン・ティンバーレイクは、音楽の売上が534%アップ。2017年に出演したレディー・ガガは、デジタル配信されている過去の楽曲の売り上げが1000%も増加したそうだ。

 Peopleによると、リアーナの場合、第2子妊娠のサプライズ公表でSNSのフォロワーを獲得し、さらに、パフォーマンス中に自身のメイクアップブランドFenty Beautyのアイテムでメイク直しをする瞬間もあり、音楽だけでなく多方面の売上アップが期待できる。ギャラの支払いがなくても、十分な見返りがあると言えそうだ。