本日3月29日は『ラヴィット!』の日。TBS系で放送されている朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(毎週月~金曜8時)の放送開始1周年を記念し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

ニュースや時事問題には一切触れず、ストイックな大喜利やシュールなボケ合いなどが繰り広げられる”日本で1番明るい朝番組”『ラヴィット!』。さまざまな珍事件があった1年目を乗り越え、2年目にはゴールデンでのスペシャルを実現させるなどますます勢いを増している。今回は、2年目の“『ラヴィット!』事件簿”を見ていこう。

【写真】『ラヴィット!』2年目に起きた事件の当事者たち

相席スタート・山添、“きわど過ぎボケ”でTVer異例対応

 “朝の情報番組”というよりは、“お笑い番組”というイメージが強まってきた2年目の『ラヴィット!』。毎朝、芸人たちが珠玉のボケをぶつけしのぎを削っている。そんな激しいお笑いバトルの中、ちょっと“攻め過ぎた”のがお笑いコンビ・相席スタートの山添寛だ。8月30日の放送で「一流スイーツ職人が選んだ1番美味しいアイス」を当てるクイズが出されると、山添はここで一瞬だけ「FANZAグレープアイスバー」と記したフリップを提示。「ファンタグレープアイスバー」をもじった某ネットサービス名を想起するボケについて、放送中から大いに盛り上がり、一時はツイッター上で「FANZAグレープ」がトレンド入りを果たす事態となっていた。

 その後「TVer」で同番組の該当箇所が公開されると、放送では「FANZAグレープアイスバー」が出たタイミングで、画面には怒り顔の番組マスコット・ラッピーのイラストとともに「山添寛が朝番組に相応しくないボケをしています(権利は大丈夫ですが配信しません)」という文言が表示され、山添のフリップが見られない状態に。異例の対応が取られ、再びSNS上では大きな話題となった。

見取り図・盛山が改名!? 手の込んだイジリにネット爆笑

 『ラヴィット!』で悩みを明かしたことから、逆に大いにイジられることになってしまったのが、お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎。9月に放送されたロケVTR内で、現在本名で活動しているが実は“改名願望”があることを明かした盛山。
その日のスタジオ内でMCの麒麟川島明から提案された“改名案”は、盛山が喫煙者であることから「吸殻(シケモク)くん」。盛山がその場のノリでこの案に一瞬同意すると、翌週の見取り図の楽屋には「吸殻くん」という名前がはっきりと書かれていたのだ。

 楽屋に書かれた名前の写真をツイッターに投稿した盛山は「こらラヴィット、信じる人でてくるやろ。楽屋でも吸うたろけ!!」とツッコミ。しかし『ラヴィット!』の“改名イジリ”は徹底しており、その日の番組表やテロップも「吸殻くん」で統一。さらにその後は矢田亜希子が考案した「モリリ」や、AKB48小栗有以が提案した「山盛りさん」など、毎週名前が変わる展開に。「はよ名前を返せ!」と切実なツッコミを入れた盛山だったが、その思いとは裏腹にファンからは「おもろすぎ」「こういうラヴィットのノリ、大好き!」などといった声が集まっていた。

ゴールデンSPでも攻めまくり! ジャニーズも巻き込みシュールな光景が

■ついにゴールデン進出! 数々の珍事件が明かされた

 平日の朝を彩る『ラヴィット!』は、昨年11月ついにゴールデン帯にも進出。月曜から金曜までのレギュラー陣総勢50名が一堂に会した生放送は、いつも以上に賑やかかつ華やかな雰囲気に。番組主題歌を歌うバンド・サンボマスターの生演奏も披露されるなど大いに盛り上がりを見せた。

 番組では“もっとも忘れられない『ラヴィット!』”をテーマに、過去の名珍場面をトップ10のランキング形式で紹介。中でも、第5位に選ばれた“『ラヴィット!』が終わった日”というシーンが話題を集めた。
9月23日に放送された動物園ロケの中、お笑いコンビ・きつねが動物なりきりグッズを付けて自己紹介するネタ“アニマルパラダイス”を紹介。珍妙な“アニマルソング”にのって、野性爆弾のくっきー!らが動物になりきり自己紹介するというシュールすぎる光景に、VTRをスタジオで見守る川島ほか出演者たちはドン引きだった。

 『ゴールデンラヴィット!』では、この恐怖のアニマルパラダイスが再現される展開に。Snow Manの宮舘涼太やEXITのりんたろー。らが巻き込まれては撃沈する姿に、ツイッターでは一夜明けても「アニマルパラダイス」がトレンド入り。このおかげか否かは定かではないが、本回はギャラクシー賞2023年1月度月間賞を受賞。名(迷?)シーンは現在もTVerで見ることができるので、ぜひチェックしてみてほしい。

さらば青春の光・森田、“巻き”で高級車即買い

 朝の生放送はなにかとバタつくこともある。そんな“バタバタ”の中、大きな買い物をササっと済ませることになったのが、さらば青春の光・森田哲矢だ。2月16日のオープニングトークで「おすすめのシブいもの」として、人気の旧車である初代レンジローバーを紹介した森田。するとなぜか地下駐車場へと促され、森田が探していたホワイトカラーのレンジローバーと対面することに。

 とても状態の良い憧れの車の値段は、「658万円」。
「思ってたより高い…」と悩む森田に、ディレクターから“まいて”という非情なカンペが突きつけられる。悩みつつも、たった約10分で購入を決意した森田。その雄姿にスタジオからは拍手も起こっていた。

 放送後に森田は自身のYouTubeチャンネル「五反田ガレージ」を更新。「なんか知らんけど、車買うてもうたわ! どないなってんねん」と、本番直後の心境を吐露した。658万円のレンジローバーは「月収の6倍くらい」と明かし、「ブクロ(相方・東ブクロ)働かすわ、本腰入れて」と今後の活動について事務所社長らしいコメントも。これにはツイッターで「さすが社長!」「普通にカッコいい車だから羨ましい」「バリ渋い」「朝から車を購入する森田さん、流石です」などと多くの反響が寄せられていた。

引用:「盛山晋太郎(見取り図)」ツイッター(@morishimc)
「森田哲矢(さらば青春の光)」ツイッター(@saraba_morita)

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