東山紀之主演ドラマ『刑事7人』のシーズン9が、テレビ朝日系にて6月7日より毎週水曜21時に放送されることが決まった。
【写真】現在“水曜21時”ドラマ枠で放送中の井ノ原快彦主演『特捜9 season6』制作発表の様子
2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。
シーズン9でも天樹悠をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)の7人のスペシャリストが躍動。事件解決のサスペンス要素に加えて、犯罪の裏に潜む人間の弱さや複雑な心理までも丁寧に描き出す骨太な人間ドラマというシリーズの醍醐味はそのままに、今シーズンではさらなる波乱の予感が…。
6月7日放送の第1話で通算第77話に到達する本作。77回ものストーリーをメンバーとともに紡いできた東山は「これもひとえに、観続けてくださる皆様や、スタッフの方々に常に支えていただいている賜物ですし、演者である我々が、目の前のことをきちんとやってきた積み重ねだと思います。そういったエネルギーが詰まった回数なんだと、改めて感じています」と明かす。また、今シーズンについては「刑事としての使命感、人間としての葛藤を抱えた新専従捜査班メンバーが、それぞれの想いを抱きながらも事件を追っていくチーム力を表現したい」と意気込みを語る。
今シーズンでは終わったはずの10年前の夫婦殺害事件が再び動き出す―。そこに片桐が大きく関与? まさか、片桐が犯罪を? さらには、警察関係者が内部告発を連発する暴露チャンネルも物語に加わってきて―。加えて天樹が刑事引退?
「社会って、常に同じではない。置かれている状況が変わったり、考え方が変わったり…。
なお、『刑事7人 シーズン9』は新たなタイミングでの放送開始に。現在水曜21時に放送中の『特捜9 season6』終了後、切れ目なく同ドラマ枠で『刑事7人 シーズン9』がスタートとする。
ドラマ『刑事7人 シーズン9』は、テレビ朝日系にて6月7日より毎週水曜21時放送(※初回6分拡大)。
東山のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■東山紀之(天樹悠役)
『刑事7人』の季節が一ヵ月早くやってきました。シーズン9を迎える今回は、刑事としての使命感、人間としての葛藤を抱えた新専従捜査班メンバーが、それぞれの想いを抱きながらも事件を追っていくチーム力を表現したいと思っています。過去と現在とが交錯する物語のスケール感も見ものですが、やはり被害者の方の立場からすると、事件というのは過去のものではなく、いつも現在進行形だと思うんです。そういう方たちの思いを汲みつつ、我々も刑事という側面だけではなく、被害者の方と同じように悩みを抱えた等身大の1人の人間として演じられればいいですね。
人間ってどこかで必ず、選択を迫られることがあります。弱さというのは人間らしさの1つだと思いますので、そんな葛藤の末の決断が今回の天樹の《刑事引退》なのか…。楽しみにしていてください。
今回は、第1話で通算77話目を迎えます。これもひとえに、観続けてくださる皆様や、スタッフの方々に常に支えていただいている賜物ですし、演者である我々が、目の前のことをきちんとやってきた積み重ねだと思います。そういったエネルギーが詰まった回数なんだと、改めて感じています。
前シーズンでは、倉科さんが演じる水田刑事の卒業、そして、小瀧扮する路敏の登場と、大きな変革がありました。出演者は皆、当たり前ですが同じように年齢を重ねていて、それぞれがいろいろな仕事をして、この時期に『刑事7人』に集まってきます。人間として成長する中で、この作品が非常に大きなものになっていると思われる小瀧との1年ぶりの共演も楽しみですし、白洲君も結婚をして、ノッていると思いますので、そのグルーヴみたいなものをどう出してくれるのか、今からワクワクしています。
また、シーズン9はいつもよりも少し早い6月7日からのスタートとなりますが、時期を問わず、良い作品を作ればおのずと皆さんは観てくれると信じていますし、期待しています。
社会って、常に同じではない。置かれている状況が変わったり、考え方が変わったり…。そういうものが凝縮されたシーズンになればいいなと思っています。変化していく―。それが継続していくものの1つの面白さだと考えています。