菅田将暉が主演する9月9日21時放送の土曜プレミアム・映画公開記念『ミステリと言う勿れ特別編』(フジテレビ系)に、篠原涼子とドランクドラゴン・塚地武雅が出演することが発表された。

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 『ミステリと言う勿れ』は、久能整(菅田)が膨大な知識と独自の価値観による、時に優しく、時に鋭い持論を淡々と述べているだけで、登場人物たちが抱えるさまざまな悩みも、事件の謎までも、いつの間にか解きほぐされてしまうミステリー。



 劇場版(9月15日公開)の公開記念として放送される『特別編』は、大学の同級生が遺体で発見され、整が殺人の疑いをかけられてしまう連続ドラマ(2022年1月期)episode1のリブート版と、レンから日当1万円の変なバイトに誘われた整が30年前に埋められたタイムカプセルを探し出す、新作の通称“タイムカプセル編”で構成される。

 篠原が演じるのは、整とレンが参加するバイトの主催者・坂巻洋子。バイト会場は、数年前まで学校として使用されていたという旧校舎で、坂巻はこの建物を管理する財団の理事を務めている。坂巻は自己紹介を簡潔にすませると、肝心の仕事内容を説明する前に、「バイト代1万円は全員に必ずお支払いします。今、帰られてもお渡しします」と淡々と話し、整たちを驚かせる。

 そして、坂巻の秘書・桐江を塚地が演じる。クールで近寄りがたい印象の坂巻とは対照的に、柔和で親しみやすい印象の人物だ。桐江は、体調が悪そうな坂巻を気遣うも怒鳴られるなど、何かにつけて坂巻に厳しく当たられてしまう。それでも何も言い返さず、寛容な態度を見せる桐江に対し、参加者たちは同情を寄せる。

 なお、菅田と篠原の共演は初。菅田と塚地のドラマ作品での共演は、菅田が主演を務めた『世にも奇妙な物語‘17春の特別編』の1作「カメレオン俳優」(2017年4月29日放送)以来、約6年ぶり。

 また、篠原演じる坂巻の高校生時代を、民放ドラマ初出演となる南琴奈が演じる。


 土曜プレミアム・映画公開記念『ミステリと言う勿れ特別編』は、フジテレビ系にて9月9日21時放送。

※篠原涼子、塚地武雅のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■篠原涼子

――台本をお読みになって

今度はどんな“ミステリ”なのだろうか、どんな役を演じるのだろうかと、とても楽しみにしていましたが、台本を読んでとても感動しました。読んでいて、自分自身に響くものがとてもありました。きっと、皆さんにも愛する人がいると思います。その人の事を改めて大切にしたいと想(おも)わせてくれる作品だと思います。

――菅田将暉との初共演について

菅田将暉さんはすごく“久能整”というキャラクターを大切にされているなと感じます。本当にお芝居に対しても、真摯に向き合っていて、“久能整”になりきっておられて、それだけこの作品を背負っておられるんだと思うとこちらも応えたいと感じました。

■塚地武雅

――台本をお読みになって

謎解きの要素とハートフルな内容。台本を読んでるだけで涙が出ました。その分、自分の役を演じる上でのプレッシャーにもなりましたが、原作、脚本の人物と自分がリンクして共感できて無理なく演じれました。なんせまぁ似てるんです(笑)

――ドラマ作品、約6年ぶりの菅田との共演について

連ドラですでに演じてるのもあってか、久能整としてそこに立っていました。
“整や~!”と思ったくらい役自体にも華があって。とはいえ、オフの時は菅田くん自身で居て、脳トレレベルのなぞなぞを出してくれてキャスト、衣装、メイク陣も巻き込んで楽しんでました。ドラマでも謎解きをして、撮影の合間にも謎解きをして、ずーっと謎解きしてました(笑)。

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