浅野いにお原作のアニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』が、2024年春に前後編2章立てにて劇場公開されることが決定。併せて、キャラクターデザイン・総作画監督の伊東伸高描き下ろしによる超ティザービジュアルが解禁された。
【写真】浅野いにお『デッドデッドデーモンズ デデデデデストラクション』原作漫画書影
本作は、第66回小学館漫画賞一般向け部門、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した、浅野いにおによる人気漫画のアニメ化。突如東京上空に巨大な宇宙船・通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界を舞台に、日々の青春を謳歌する少女たちの姿を描く。
今回、物語の“Xデー”である8月31日にちなみ、このたび、本作が2024年春に前後編2章立てにて劇場公開されることが発表された。
監督を務めるのは、『PSYCHO‐PASS サイコパス』シリーズ、『ぼくらのよあけ』の黒川智之。シリーズ構成・脚本に、『けいおん!』シリーズ、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズの吉田玲子。キャラクターデザイン・総作画監督に、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞『夜は短し歩けよ乙女』の伊東伸高。美術監督に『台風のノルダ』の西村美香。
音楽を担当するのは、舞台化もされた人気テレビアニメ『ユーリ!!! on ICE』、テレビアニメ『キャロル&チューズデイ』、米音楽メディア「Pitchfolk」にて高評価を受けた『アダンの風』の音楽プロデュース・作編曲を手掛ける梅林太郎。制作スタジオは『地球外少年少女』の「Production +h.」。
さらに、本作の公開決定を記念して、キャラクターデザイン・総作画監督の伊東伸高描き下ろしによる超ティザービジュアルが解禁。本作の主人公・門出とおんたん、2人の少女が校舎の屋上でたそがれている、一見ごく普通の学園風景を描いていると思いきや、彼女らの上空には巨大な宇宙船の母艦が。日常と非日常が混ざり合う、浅野いにおにしか描けない唯一無二の世界観を象徴する仕上がりとなっている。
アニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』は、2024年春に前後編2章立てにて劇場公開。
スタッフのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■黒川智之:監督
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』がついにアニメ化!
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』がついにアニメ化!
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』がついにアニメ化!
大事なことなので3回言いました。門出、凰蘭が動く、喋る! ご期待ください。はにゃにゃフワ~!
■吉田玲子:シリーズ構成・脚本
誰もが、未来も、明日のことすらわからないまま、今を生き続けなければならない。
何て不確かで、何と不安な時間の連続。そんな日々を生き抜くには、一緒に生きていく誰かが何かが必要なのかもしれない。そのことをたぶんこの作品に登場する彼女たちは無意識下でわかっている。見えない今を生きる彼女たちと、しばし同じ時間を過ごしていただければと思います。
■伊東伸高:キャラクターデザイン・総作画監督
キャラクターに関して、解釈の違いの修正はもちろん、新しい要素の提案なども浅野氏からいただいて、原作の雰囲気を残しつつ新しいデザインになっています。そのあたりも観てほしいなと思います。
■西村美香:美術監督
浅野さんの作品の中でも特に背景が大好きな私が、この作品を受けてもいいのかとても迷いました。
しかし、ファンとしての目線を忘れずに原作の世界観を損なわない作品を私自身が見たいと思いました。原作を愛する最高のチームで制作中です。ぜひ本編の背景もお楽しみいただけたら嬉しいです!
■梅林太郎:音楽
多くのファンの方々に愛されるこの作品に携ると言う事、大変に身の引き締まる思いです。浅野さんが作品に込めた思いの一助となれるよう、取り組ませて頂きたく思っています。
編集部おすすめ