成田凌が主演し、小芝風花がヒロインを演じるドラマ『転職の魔王様』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)の第9話(9月11日放送)に、金子ノブアキと野村康太する。金子は、石田ゆり子演じる『シェパードキャリア』社長・洋子の恋人で、元小学校教諭だが現在は自宅にひきこもっている五十嵐君雄を、野村は、君雄の元教え子・藤川孝介を演じる。
【写真】野村康太「撮影はとても緊張しました!」 『転職の魔王様』第9話ゲスト出演
本作は、“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛らつな言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる“転職”エンターテインメント。
9話では、姪の千晴(小芝風花)をはじめ、社員たちに慕われる洋子の過去が初めて明かされる。かつて旅行代理店に勤めていた洋子(石田)が『シェパードキャリア』を立ち上げたのは、恋人の君雄(金子ノブアキ)が、ある日突然“ひきこもり”となったことがきっかけ。社会とのつながりがなくなり、職歴に空白期間ができてしまった人でも、再就職ができるようにサポートしたい。「一人一人に寄り添った転職エージェントを作ることができれば、彼の社会復帰にもつながるかもしれない」との思いからだった。
真面目で熱心。子供たちからも信頼されていた君雄が、“ひきこもり”となり、10年間自宅から出られずにいるのはいったいなぜか。
また、君雄の元教え子として登場するのは、昨年俳優デビューした野村康太。『silent』、『ホスト相続しちゃいました』などのドラマに出演が続くほか、「メンズノンノモデルオーディション2023」ファイナリストにも選ばれており、今後さらなる活躍が期待される注目の若手俳優だ。
君雄の過去に何があったのか。君雄が“ひきこもり”となったことに、藤川はどう関係しているのか。そして、その謎を紐解くのは洋子かそれとも…!?
現在、いわゆる“ひきこもり状態”と呼ばれる人は、推定100万人以上いると言われ、高齢化も進んでいる。
金子は「憧れの石田さんと初の共演が叶い、本当に光栄でした。佇まいの美しさに感銘を受けました」と共演の感想を。第9話の見どころについて「難しいテーマですが、誰しもがこういった事と隣り合わせであると思います。洋子さんの過去も明らかになります」と語った。
野村は「台本をいただいて、初めて読んだ時、気付いたら、泣いてしまっていて。とにかく感動しました。そして、今まで自分がお世話になった方々への感謝の気持ちを大切にしようと、改めて思えるような回だと思いました」と話している。
ドラマ『転職の魔王様』は、カンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時放送。
金子ノブアキ、野村康太のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■金子ノブアキ(洋子の恋人・元小学校教諭/五十嵐君雄役)
――台本を読んだ際の感想、ドラマの魅力を教えてください。
多様化の進む社会の中でとてもリアルな題材だと思いました。個人的にもとても勉強になりました。
――演じられる五十嵐君雄はどういう人物でしょうか? また、演じるにあたり意識したことは?
ほんの少しのボタンのかけ違いが彼の状況を生んでしまったのだと思います。社会との距離が広がるにつれて優しさが仇となってしまった。演じる上でもその優しさや線の細さを失わない様に意識しました。
――ドラマにちなみ、もし、金子さんが『転職』されるとしたら、どういった職業でしょうか?
夜間の清掃業に興味があります。厳しい技術職ですが、色々な場所を綺麗にして皆の明日を送り出す所が素敵だなと思います。
――撮影中のエピソードをお願いします。
憧れの石田さんと初の共演が叶い、本当に光栄でした。佇まいの美しさに感銘を受けました。
――第9話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします!
難しいテーマですが、誰しもがこういった事と隣り合わせであると思います。
■野村康太(君雄の元教え子/藤川孝介役)
――台本や読んだ際の感想、ドラマの魅力、『転職』についてのイメージなどございましたらお願いします。
台本をいただいて、初めて読んだ時、気付いたら、泣いてしまっていて。とにかく感動しました。そして、今まで自分がお世話になった方々への感謝の気持ちを大切にしようと、改めて思えるような回だと思いました。
――撮影はいかがでしたか? 演じられる藤川について意識したことや、注目してほしいポイントなどありましたらお教えください。
撮影はとても緊張しました…! 長台詞を1人であんなに話すのも初めてでしたし、スタジオ撮影も初めてだったので、不安な気持ちと楽しみな気持ちを、どちらも持ちながら撮影に挑みました。ぜひ、僕が演じる藤川の長台詞に注目していただけたら嬉しいです。
――撮影中のエピソードをお願いします。
今回、僕はスタジオでの撮影が初めてで、どこにいればいいのかとか戸惑ってた時に、以前他のドラマで共演した、藤原大祐君が声をかけてくれて、色々案内してくれたり、空き時間にはキャストの方々の輪に入れてくれたり、ものすごく助けてくれました。スタッフの方々もキャストの方々も本当に温かい方々ばかりで、休憩中はみんなでカードゲームをしたり、お話をしたり、本当に楽しい時間を過ごすことができました。撮影が終わったときはとても寂しかったです。
――第9話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願い出来れば幸いです。
9話は、色々な方が勇気づけられたり、自分の周りにいる方々への感謝の気持ちを、改めて大切にしようと思えるお話だと思います。また、自分の過去にしたことが間違いだったと思い込んでいても、実は誰かのためになっていたり、過去の過ちを全て背負う必要はないんだなと、とても前向きな気持ちになれると思います!