ジョン・デヴィッド・ワシントンが主演を務めるギャレス・エドワーズ監督の最新作『ザ・クリエイター/創造者』(公開中)より、AIのリーダー的存在“ハルン”を熱演する、本日64回目の誕生日を迎えた渡辺謙のメイキング映像が公開された。

【動画】渡辺謙がAI“ハルン”を熱演 『ザ・クリエイター/創造者』メイキング動画

 本作は、近未来の世界、日本を含む“ニューアジア”を舞台に描く感動のSFアクション超大作。

元特殊部隊のジョシュア(ワシントン)は、人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”暗殺の命を受け向かった先で、純粋無垢な超進化型AIの少女アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)と出会う。ジョシュアは暗殺の対象だったはずの少女を“ある理由”から守りぬくと誓い、行動をともにすることとなる――。

 この度、本作で重要な役どころを演じる日本を代表するハリウッド俳優・渡辺謙が、撮影に挑む様子を捉えたメイキング映像が到着した。渡辺64歳の誕生日である10月21日に合わせての解禁となった。

 渡辺は1959年新潟県生まれ。84年に『瀬戸内少年野球団』で映画デビューを果たすと、87年にはNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で主演を務め、国民的な人気を博した。
ハリウッドデビューとなった、2003年の『ラストサムライ』では、アカデミー助演男優賞ノミネートの快挙を達成。その後も『バットマン ビギンズ』(2005)、『インセプション』(2010)、『GODZILLA ゴジラ』(2014)などの超大作に続々と出演し、ハリウッドでもその人気と地位を確立。本作では、『GODZILLA ゴジラ』でメガホンをとったエドワーズ監督とのおよそ9年ぶりのタッグが実現した。

 今回渡辺が演じるのは、人間と戦うAI軍のリーダー的存在の“ハルン”。正面から見ると人間そっくりだが、後頭部から耳にかけて機械となっているAIのキャラクターで、アルフィーを守るために戦う重要な役どころだ。人間とAI、互いの未来を賭けた戦いの中、多くのAIたちが暮らす”ニューアジア”でハルンは強いリーダーシップを発揮し、彼らを先導。
人間たちとの戦いに身を投じることとなる。“クリエイター”暗殺の命を受けニューアジアにやってくる主人公ジョシュアや、アルフィーとハルンの間にどんなドラマが待ち受けているのか注目だ。

 解禁となった映像では、ジョシュア(ワシントン)にその鋭い眼光を向ける場面や、アルフィー(ヴォイルズ)を力強く抱きしめる場面等も見て取れ、渡辺演じるハルンの強い信念や、その包容力が伝わってくる。すでに本作を鑑賞した観客からは、「渡辺謙さんの凄みのある演技。見応えありました!」「世界感も素晴らしいし、渡辺謙がかっこいい!」等、称賛の声が多数挙がっている。渡辺がハルンをどのように演じているのか、ぜひ劇場で確かめてほしい。