よしながふみの同名コミックを実写化したドラマ10『大奥』(NHK総合/毎週火曜22時)Season2の「幕末編」(第17回)が14日の今夜放送される。

【写真】正弘(瀧内公美)を気遣う瀧山(古川雄大) 『大奥』Season2「幕末編」(第17回)場面カット

 3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こしたよしながふみ作『大奥』。

ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いたこのコミックを原作に、NHKでは3代将軍家光から8代将軍吉宗までの物語をドラマ化し、今年の1月期に放送していた。

 Season2では、吉宗(冨永愛)の遺志を継ぎ若き医師たちが“赤面疱瘡”撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、江戸城無血開城のためにほん走する幕末・大政奉還の物語を初めて映像化する。

■第17回あらすじ

 家定(愛希れいか)の正室として輿入れしてきた胤篤(福士蒼汰)。薩摩が内部から幕政を操るために送り込んできた者として彼を警戒していた瀧山(古川雄大)と家定だが、その美しい容姿に圧倒される。聡明でどこか掴めない胤篤に、油断はできないと心配する瀧山の一方で、家定は徐々に距離を縮めていくことに。

 家定の様子に安心した正弘(瀧内公美)は、開国派と攘夷派に分かれ意見がまとまらない井伊や堀田ら老中に挟まれながらも、家定から託された役目を果たそうと奔走する。


 ドラマ10『大奥』Season2(NHK総合/毎週火曜22時)はNHK総合にて毎週火曜22時放送。