田中圭が主演する2024年1月5日スタートのドラマおっさんずラブ‐リターンズ‐』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)がクランクイン。現場レポートと田中、林遣都からのコメントが到着した。



【写真】早くも“はるたん&牧”の空気感にキュン 夕日に照らされ笑い合う田中圭&林遣都

 本作は、2018年放送の連続ドラマ『おっさんずラブ』の続編。アラフォーになった“はるたん”こと春田創一(田中)&牧凌太(林遣都)の“夢の新婚生活”が描かれる。しかも彼らの新居に早期退職して再就職を果たした家政夫のムサシさん…黒澤武蔵(吉田鋼太郎)も乱入し、“渡る世間は鬼ばかり状態”の嫁しゅうとめバトルがぼっ発?

 そんな本作で描かれるのは、はるたんを巡る嫁しゅうとめバトルに加え、“好きだけじゃ、どうにもならないこともある”という誰もがぶち当たる問題の数々。結婚はゴールではなく、スタートだった…春田と牧、そして武蔵が、周りの人々を巻き込みながら、家族や結婚とは何なのか、新しい《愛のカタチ》を模索していく。

 初日の撮影が行われたのは、成田空港。春田が、シンガポール勤務を経て帰国する牧を迎えに行くシーンからスタートした。
2人が現場に現れると、スタッフたちから拍手と「おかえり!」の声が上がり、田中と林はニヤニヤとはにかみ笑顔。撮影の合間には延々と話に花を咲かせる2人だが、本番となると一転。お互いの撮影シーンを真剣な表情で見守る。そうかと思えば、写真撮影タイムには「ただいま~!」と言いながらカメラにピースを向けるなど、メリハリのつけ方まで息ぴったり。

 その後、夕陽の中でハグをするシーンの撮影では、おなじみのアドリブもさく裂。"聖地"とも言える2018年の連続ドラマにも登場した思い出のロケ地での撮影に、当時を回顧して自分たちでシーンを再現し始める田中と林。
しかし記憶はグタグタで、スタッフたちも大笑い。リハーサルが終わった瞬間、田中は「うわー! ひさびさに遣都と芝居したって感じだ!」と笑顔を輝かせた。

 田中は「久しぶりに“牧がいる”感覚を味わって、懐かしいなとテンションが上がりました」とコメント。「“春田創一”が自分の中にとても残っているという感覚はありつつも、やはり不安もあったのですが、撮影初日に牧と一緒になれたことも込みで、懐かしい感覚でした」とし、「自分の中に、春田が蓄積されていたというか、ちゃんと眠っていたんだなと感じました」と手応えを感じた様子。

 一方の林は、クランクインにあたり前作のドラマと映画をすべて見返したといい、「長い間この作品を愛し続けてくださった方がたくさんいて、放送を楽しみにしてくださっていると思いますので、“『おっさんずラブ』のみんなは、この世界で生き続けていたんだな”と思ってもらえるように、僕たちも心を込めてやりたいなと思っています」と意気みを語った。

 なお、12月5日にはTVer、ABEMA、テレ朝動画、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」にて、田中、吉田、林をはじめ、内田理央眞島秀和大塚寧々金子大地、伊藤修子、児嶋一哉らレギュラーメンバー、そして新キャストの井浦新三浦翔平が“雪ビジュアル”を撮影した際のメイキング映像&インタビューも公開。
撮影の裏側をたっぷりと楽しめる。

 金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐』は、テレビ朝日系にて2024年1月5日より毎週金曜23時15分放送(全9話)。

 ※田中、林のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■田中圭

――いよいよクランクインとなりましたが、今のお気持ちをお聞かせください。

久しぶりに“牧がいる”感覚を味わって、懐かしいなとテンションが上がりました。

これから続々とほかのキャストの皆さんも集まって、作品を作っていけるんだとワクワクしている、そんな初日でした。


――“春田モード”になるために、何か意識したことなどはありますか?

“春田創一”が自分の中にとても残っているという感覚はありつつも、やはり不安もあったのですが、撮影初日に牧と一緒になれたことも込みで、懐かしい感覚でした。まだ始まったばっかりですが、自分的には春田と牧がいる“こんな感じだったな”という感覚が戻ってきただけで十分! 自分の中に、春田が蓄積されていたというか、ちゃんと眠っていたんだなと感じました。

――現場の雰囲気やチームワークはいかがでしたか?

このチームで何度かやらせていただいているのですが、本当に楽しくてあっという間に終わってしまうんです。現場も明るくて、僕だけでなく久しぶりのメンバーやゲストの方、新しく迎えた(井浦)新さん、(三浦)翔平くんも暴れてくれたら嬉しいです。気心知れた仲でもしっかりとメリハリをつけて挑みたいと思っています。

――今後の撮影に向けて、意気込みをお聞かせください。


この『おっさんずラブ』チームで、本当にもう…世の中にラブ&ピースを届けたい! そしてひとりでも多くの人を温かく! 全力でいっぱい笑ってもらえるような作品を作りますので、初回から楽しみにしていてほしいです。最後まで応援よろしくお願いします!

■林遣都

――いよいよクランクインとなりましたが、今のお気持ちをお聞かせください。

やっぱり楽しいチームだな、早くいろんなシーンを撮りたいなと思いました。

――“牧モード”になるために、何か意識したことなどはありますか?

僕はまず、前作のドラマと映画を見ました。なんだかんだもう5年経っているので、覚えてないことも多かったので、見て全部思い出しました。登場人物たちがどういう出会いをして、どういう出来事があって、どんな風に進んでいって今に至ったのかを確認しておきたいという思いもありましたし、“ちゃんとそのときの熱量や空気感を初日から出せるように!”と思って、全部見返しました。


――現場の雰囲気やチームワークはいかがでしたか?

映画以来なので皆さん久しぶりです。瑠東監督はほかにはいない人なんです! 変な人なんですけど(笑)、やっぱり安心しました。僕にとっては一番仲の良い監督でもあるので、仕事場以外で一緒に過ごす時間が長かったのですが、現場で再会すると本当に細かいところまで見てくれますし、しっかりとプライベートとは別の空気感を作ってくれて、真剣勝負をしてきてくれる感じでした。それに安心しますし、僕もそれに応えなきゃいけないな、と。今日改めてやっぱり楽しいな、相変わらず愛情深い監督だなと思いました。Yuki(Saito)監督も同じく熱いものをヒシヒシと感じますし、山本(大輔)監督はすごく久しぶりなのですが、また新たにコミュニケーションを取りながらやっていけたらいいなと思います。瑠東監督、貴島プロデューサーを中心にすごくいい雰囲気ですね。

――今後の撮影に向けて、意気込みをお聞かせください。

長い間この作品を愛し続けてくださった方がたくさんいて、放送を楽しみにしてくださっていると思いますので、“『おっさんずラブ』のみんなは、この世界で生き続けていたんだな”と思ってもらえるように、僕たちも心を込めてやりたいなと思っています。前作にハマった人たちは、すごくうれしいことに「なにこれ楽しい!」という感じでドラマを見つけてくださったらしいんです。だから今回も、初めて見る方に“楽しそう!”と思ってもらえる作品を作れるように、頑張りたいなと思っています。