江口のりこが主演を務めるドラマ『ソロ活女子のススメ4』(テレビ東京ほか/毎週水曜25時)では、初の海外ソロ活として台湾旅行のエピソードを放送しており、今夜17日の放送で最終日を迎えるが、地上波放送前日となる4月2日に台湾にて記者会見が行われ、江口に加え、及川博則監督と台湾編ゲストの5名が登壇し、撮影の裏話や台湾の魅力を語った。

【写真】『ソロ活女子のススメ4』、江口のりこら登壇者全員でドラマの放送を記念してランタン飛ばしも!

 台湾での記者会見に登壇した主演の江口は、「みなさん、こんにちは。

江口のりこです。『ソロ活女子のススメ4』を去年の11月に撮影をして、またこうして台湾に戻ってくることができると思っていなかったので、うれしいです。やっぱり前回も感じたんですが、今回も台湾のみなさんの温かさが身に染みています」とあいさつ。

 及川監督は、「『ソロ活女子のススメ』は、4年前に東京の片隅で、学生が映画を作っているみたいな感覚で少ないスタッフで始めました。それが4年たってほとんど同じ体制のまま海を越えて台湾で撮影させていただいて、中華電信の方にもお伺いしましたけれども、たくさんの方に見ていただいているということで本当にうれしく思っております。『ソロ活女子のススメ』の撮影はほんとに大変なんですけど、ほとんど現場では会話をすることなく黙々と撮影をしていたので、また台湾のゲストのみなさんとお会いできてうれしいです」と喜びを明かした。


 森田昇プロデューサーは、「『ソロ活女子のススメ』台湾編のロケ撮影は去年の11月に行いました。6日間で、台北から新北、台南、高雄、屏東を経て、台東までたどり着いて、台湾半周をしました。とてもタイトなスケジュールですが、天候に恵まれ、不思議にすべてが順調で、五月女恵と一緒に台湾を満喫した気分です」と撮影を回顧。

 さらに「『ソロ活女子のススメ4』で五月女恵が初海外ソロ活に挑戦しましたが、実は我々テレビ東京にとっても初の台湾との共同制作ドラマの挑戦でした。『台湾で起こる日本の物語』を作りましたが、これからは『台湾と日本の間で起こる物語』、もしくは『日本で起きる台湾の物語』を中華電信と一緒に検討してまいりたいと思います。“日本×台湾”のコンテンツ力と制作力を挙げて、皆さまに面白い作品を届けたいと思います」と抱負を語った。


 会見には、台湾キャストとして江口と共演した5名も登壇。レジーナ・レイ「江口さんとも共演ができて良かったです」、王宣「日本の方にも、台湾の魅力を知ってもらえたらうれしいです」、戴若梅「撮影で日本の制作陣の丁寧な対応にも感銘を受けました。一俳優として大切に扱ってくださり大変うれしかったです」と、それぞれが撮影に参加した感想を語った。

 台湾キャストについて及川監督は、「『ソロ活女子のススメ』は、特殊な撮影のスタイルで、実際に営業している場所で撮影しなければならないので普通のドラマのように丁寧にテストをする、ということができないです。まず、1回通したらすぐ本番ということをしていくんですけども、役者さんにとっては、結構大変なことだと思います。しかし、台湾のキャストの皆さんは全員それを問題なく演じてくださったので、驚きました。
日本語がわかる人もわからない人も関係なく、みなさん『ソロ活女子のススメ』の撮影方法についてきてくださったことにすごくびっくりしました」と撮影への取り組みを絶賛。

 江口は「みなさん違う国の撮影チームに参加するということはすごく緊張して、不安もあったと思うんですけど、少ない時間の中で明るく楽しくお仕事を一緒にしてくださったので、それがすごくうれしかったです。言葉は通じなくても、お芝居を通して心が通うということが、すごく楽しかったので感謝しています。ありがとうございます」と感謝を述べた。

 また、撮影を行った台南と高雄について江口は、「台南も高雄も初めて行った場所なんですけど、どこか懐かしい感じがあって日本の京都みたいな古い町並みと雰囲気が似ていたりして素敵でした。食べ物もおいしかったですし、とても満喫しました。
冒険といっても、15分しか時間がなかったのですが、豆花(トウファ)を買いに行きました」と思い出のエピソードを明かした。

 そして、台湾ファンに対して江口は、「ドラマを見てくださって本当にありがとうございます。台湾で撮影できたことをとても幸せに思います。また台湾に来たいなと思っていますし、台湾のキャストのみなさんも素晴らしいので是非、みてください」とメッセージを贈った。そして最後に、登壇者全員でドラマの放送を記念して、ランタン飛ばしを行った。

 水ドラ25『ソロ活女子のススメ4』は、テレビ東京ほかにて毎週水曜25時放送。