吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)第32回「誰がために書く」が25日に放送され、陰陽師の安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)が道長(柄本佑)に対して最期の予言を行うと、ネット上には「あまりに神々しい」「荘厳」などの反響が寄せられた。
【写真】幻想的な晴明(ユースケ・サンタマリア)の最期 『光る君へ』第32回「誰がために書く」場面カット
道長の思惑通り、一条天皇(塩野瑛久)はまひろ(吉高)が書いた物語に興味を示す。
そんな中、道長のもとに“晴明、危篤”の知らせが入る。駆けつけた道長を、病床の晴明は静かに「お顔を拝見してから死のうと思い、お待ちしておりました」と迎えると「私は今宵、死にまする」と予言する。続けて晴明は道長を「ようやく光を手に入れられましたなぁ」と称えつつ「ただ一つ…光が強ければ、闇も濃くなります」と忠告。さらに晴明は道長を見つめながら「何も恐れることはありません…思いのままに、おやりなさいませ」と励ますのだった。
その夜、従者・須麻流(DAIKI)が祈りを捧げる側で眠っていた晴明は、ゆっくりと目を開く。彼の瞳に満点の星空が映ると、ナレーションで晴明の死が告げられる。そしておびただしい数の星と下弦の三日月が輝く夜空、その下で横たわる彼の亡きがらが映し出されると、ネット上には「あまりに神々しい」「退場まですごい存在感」「1番荘厳な身罷り方でございました」といった声が続出。
また、ユースケ・サンタマリアが人間くささと不思議な存在感で体現した晴明というキャラクターについても「あーユースケ晴明最高だったな」「神秘的でキモの座った晴明でした」「本当に謎の人だったけど、いいキャラだった」などのコメントが集まっていた。