女優の水野美紀が25日、都内で行われた東海テレビ・フジテレビ系昼帯ドラマ「白衣のなみだ 第一部 余命」の制作発表会見に出席した。

<フォト>水野美紀が“おっさん化女子”宣言した「白衣のなみだ 第一部 余命」の制作発表会見の様子

 女医として昼夜問わずバリバリ働き、“主夫”の夫を持つ役どころを演じる水野は、くしくも自らのおっさん化を綴ったエッセイ「私の中のおっさん」を今月23日に発売。
同著に話題が及ぶと「近所の行きつけの立ち飲み屋には知り合いがいるし、考え方も男性寄り。この仕事をしていなかったら服装にも気を使っていないはず。おっさん化は進んでいます」と明かし「私の中にはおっさんが入っています」と“おっさん化女子”宣言をしていた。

 映画化もされた谷村志穂の小説「余命」をモチーフに、海辺の静かな病院で働く医師や看護師、そして患者や家族のドラマを3部作構成で描く。「第一部」は1980年代を舞台に、女医・百田滴(水野)が、妊娠・出産・乳がんと自らの身に降りかかる様々な出来事に一人の女性としてどう立ち向かっていくのかを描く。会見には共演者の永井大、MEGUMIも出席した。

 昼ドラ初主演の水野は「撮影では通しで芝居をさせてもらえるので、舞台芝居に通ずる楽しさがある。命がテーマだけれど、悲しみではなく強さを描いていて、手ごたえを感じています」と充実した表情。昼ドラは撮影スケジュールがタイトで有名なだけに「皆がそう言うので、怖くなって始まる前はジムに行って体力作りをしました」と準備万端で挑んだが「始まってみたらそうでもなかった。短時間で集中してできるのがいい」と昼ドラスタイルがお気に入りのようだった。

 また劇中では究極の選択を迫られるヒロインを演じることから、これまでの究極の選択を聞かれると「生牡蠣ですね。持論として、当たるわけがないと思えば当たらないというのを実践している」と語り「気持ちの問題と言われるけれど、アフリカのマダガスカルに行ったときにバケツで売られていた生牡蠣を見て、これだと思った。
食べたけれど当たらなかったので、一生当たらないと思います」と自らのジンクスに得意気だった。

 東海テレビ・フジテレビ系昼帯ドラマ「白衣のなみだ 第一部 余命」は4月1日(月)13時30分から放送スタート。
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