俳優の要潤が、ゲーム業界を舞台にした『東京トイボックス』(テレビ東京系/毎週土曜23時55分放送)で主人公の熱血ゲームディレクターを演じることが分かった。このたび行われたクランクインでは、要演じる主人公・天川太陽が制作を手がけるゲーム「電脳戦士モバイラー」のキャラクタースーツ姿を披露した。


【関連】 要潤がヒーローに変身!? 『東京トイボックス』クランクイン現場の模様

 『仮面ライダーアギト』(01)で演じた“仮面ライダーG3”以来、およそ12年ぶりのヒーロー姿で登場した要は、「電脳戦士モバイラー、ロードコンプリート! 」の掛け声とともに、見事な決めポーズ。驚くことに、太陽が社長を務めるゲーム会社の名前は“スタジオG3”。奇跡の一致に、要は「この役が自分の所にきた理由が分かった。魂を込めて演じます! 」と、気合十分だ。

 連続ドラマ初ヒロインで、気の強いキャリアOL・月山星乃を演じるAAAの宇野実彩子は、第一声からその雰囲気を見事に表現。これから太陽と対立していく関係の役柄に「普段はアーティスト・AAAとして活動していますが、この現場では役者として頑張っていくので、よろしくお願いします!」と役者の顔を見せた。

 その他、太陽とともにスタジオG3を設立したメンバーでグラフィッカー・谷崎七海役の北川弘美、プログラマー・依田敦史役の趙珉和、金田正志役の菊田大輔、グラフィッカー・阿部茉莉役の岸明日香らが初日から勢揃い。宮下健作監督の勢いある「カーット! 」が響く中、撮影を進めた。

 オフィスは、原作のモデルともなったゲーム会社・アクワイアの全面協力の下、プロ仕様の機器類、ソフトウェアが導入され、ここで本物のゲーム開発ができるほどのリアリティを追求したセットとなっている。今後、ゲーム開発のシーンにも注目だ。

 続いて、太陽と敵対する業界最大手・ソリダスワークス局長・仙水伊鶴役の福士誠治とその秘書・窪ノ内品子役の橋本マナミもクランクイン。スタジオG3とは打って変わって、近未来的な雰囲気のゴージャスな局長室で、仙水がゲームをプレイするシーンを撮影した。
自身も「パズドラ」にはまっているという福士は、コントローラーを操る姿で一発OK。また、橋本マナミは、仙水を優しく包み込む秘書役。自分とはまったく違うタイプのキャラクターに不安があったと言うが、「実際に撮影を始めたら、すぐに役に入ることができてホッとしています。これから楽しく撮影できそう」と胸をなでおろしていた。これから約2ヵ月にわたり、魂のこもった現場が続く。

 『東京トイボックス』は、テレビ東京系にて10月5日より放送開始。
編集部おすすめ