【関連】『オリンピックの身代金』トークイベントの模様 フォトギャラリー
本作は、直木賞作家・奥田英朗の同名小説を原作に、1964年の東京オリンピックを舞台に壮大なスケールで描くサスペンス。
オリンピックを成功に導こうと奮闘する刑事の一人、落合昌夫に扮する竹野内は「スケールの大きな作品になりました。初めて台本を読んだとき、今の日本に当時の面影を残す場所が少ないので不安も感じましたが、完成品を見せていただいて、『オーッ! 』と声が出てしまうくらいリアルに再現されていて驚きました」とスタッフの努力でリアルな昭和が再現されていたのに喜びもひとしお。また、競技場での撮影時に聖火台を見て感動し、思わず記念写真を撮ったことも明かしていた。
1988年ソウルオリンピック 女子シンクロナイズドスイミング銅メダリストの小谷は、作品を観て「スケールの大きさと竹野内さんのかっこよさに圧倒されました」と大興奮。自身の出場したソウルを振り返り、「メダルは確実と期待されていたのが、励みになりました」とコメントした。
一方、1992年バルセロナオリンピック 女子水泳金メダリストの岩崎は当時14歳。今では結婚と出産を経験し、すっかり大人の女性に変身。この日もドレッシーなワンピース姿で登場した。作品については「思わず息を止めてしまうような場面もあって、迫力がありました。ひとつの目的に向かって国全体が向かっていく姿に感動しました」とコメント。さらに「竹野内さんと一緒のトークイベントと聞いてすぐに参加を決めました」と告白。竹野内からオリンピックカラーの花束をプレゼントされたこともあってか、小谷と共に竹野内のかっこよさにすっかり魅了された様子だった。
2020年に開催が決定した東京オリンピックに話が及ぶと、竹野内は「開会式は生で見てみたいですね。あとは陸上も。17歳の桐生(祥秀/短距離走者)くんに金メダルを狙って欲しい」と熱いエールを送った。
竹野内のほか、共演者に松山ケンイチ、黒木メイサ、泉谷しげる、柄本明、大杉漣、黒川智花、斎藤工、笹野高史、沢村一樹、速水もこみち、原沙知絵ら豪華な共演者にも注目。
スペシャルドラマ『オリンピックの身代金』は、テレビ朝日にて11月30日・12月1日(2夜連続)ともに21時より放送。