【関連】天国か地獄か!? 永山絢斗が美脚に巻き込まれる『モザイクジャパン』ポスター解禁!
東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山)は、帰郷して再就職を果たすも、そこはアダルトビデオを中心に事業を手掛ける新鋭企業「GALAXYZ」だった。職場ではいたるところで絡みの撮影が行なわれる始末。理市はこのセックス産業で潤う田舎町に巻き込まれ、破滅、成功、絶望、快楽のすべてを経験することになる。本作は、欲に絡まる人間関係の心理描写、日本全体の社会問題などが盛り込まれた注目作だ。
今回、繊細な心理描写に定評がある坂元裕二が脚本を担当、コメディなども手掛ける水田伸生が演出を務める。2人は、日本テレビ系ドラマ『Woman』や『Mother』でもタッグを組んだ名コンビ。加えて、2010年に映画『ソフトボーイ』で演技が高く評価され、「第34回 日本アカデミー賞 新人俳優賞」を受賞した永山が主演に挑む。
脚本の印象について、永山は「衝撃的でした。それでも、鋭いところをついている。理市は真面目で純粋な心を持っています。セックス産業に巻き込まれていく様というのが面白いなと思いました」と語る。
理市はジェットコースターのように環境が著しく変化する役どころ。役作りで苦労したところはないのだろうか。永山は「実際にAV業界に取材に行った人の話を聞いたりしたんですけど、現場にはフラットな気持ちで入りました。準備らしい準備はしませんでした」とさらり。自然体で臨んだのが功を奏したようで、「ハメ撮りって自分で撮らなきゃいけないじゃないですか。
ただ、永山は別のところで一つの懸念を感じていたそうだ。「本当は恐かったんです。クランクアップするころには色々な事を知りすぎて性欲がなくなっちゃうんじゃないかと思って(笑)。実際はそんなことはなかったですけど…」と永山はうつむき加減で微笑を浮かべた。
本作は永山にとってどういう作品となったのだろうか。「面白い現場だったので響きましたね。25歳という齢で、この作品に出会えてよかったと思います。ただ、僕にとってのターニングポイントになったかどうかはまだわかりません」。また、今後はどんな俳優になりたいか聞くと、「自分に飽きないってことですかね。
連続ドラマW『モザイクジャパン』[R15+指定相当]は、WOWOWプライムで5月18日から毎週日曜23時に放送(全5話)。