広末涼子、避けてきた悪女役に挑戦 引き受けた理由に「プライベートの変化」

 10代からトップランナーとして走り続けている女優の広末涼子が、新たな扉を開いた。NHK連続ドラマ初主演となる『聖女』で、連続殺人の容疑をかけられた“悪女”役に初挑戦している。本作を通じて「この年齢になっても初体験を沢山させてもらえることに、女優業の素晴らしさを感じた」と改めて自身の仕事に対する魅力を意識したという。デビューの足掛かりを得た1994年から今年で20年。円熟期を迎えつつある広末に話を聞いた。

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 自称絵画コーディネーターの基子(広末)は独特の恋愛観を持ち、近づく男性たちを次々と毒牙にかけていく“現代の毒婦”。しかし心の奥底では10年前に出会った高校生(永山絢斗)とのひと夏の恋を一途に思い続けていた。2人は容疑者と弁護士として思いもよらぬ再会を果たす。「元々自分は楽観的で成績表に毎回『明朗活発』と書かれるようなタイプ。重い内容の作品は演じていて悲しくなってしまうので、あまり得意ではない。今まで今回のような役がなかったのは、単純に自分が好んでいなかったからかもしれません。役を選ぶのも演じ甲斐があるとかではなく、自分が『見たい』と思えたものを選んできました」とこれまで悪女役を避けてきた理由を説明する。

 ところが、そんな心境にありながらも基子には心惹かれるものがあった。「自分の生き方に対する価値観をしっかり持っている女性で、それを信じているからこそ過ちをおかしてしまった。そういう意味での悪女。視聴者も見ているうちに基子が聖女なのか悪女なのかわからなくなってしまうはず」と勧善懲悪では測れない人間の深層に興味を抱いた。劇中での広末の芝居は“鬼気迫る”という言葉が似合う。特に基子の表裏がしっかりと描かれた第1話は、持ち前の朗らかな笑顔を封印し、謎めいた女を体現する。「10年前と現在と、仮面をかぶったようなお芝居とで対照的なシーンが多いので、1話はコントラストが一番強い。『感情を露わにするよりも無表情の方が怖いんだ』と自分でも初めて知りました」と表現面での新たな発見もあった。 シリアスな物語に対して苦手意識を持っていたのには「演じる時間以外も役の事を考えてしまって、重たい気持ちになるから」という理由もあった。しかしプライベートの変化が不安を払拭する一助にもなってくれた。「スイッチのオン・オフが出来るようになった。家に帰って芝居や役について考えることがなくなったというのは、いい意味での集中力に繋がっている」と若かりし頃とは違う環境がプラスに転じている。
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