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原作は『金融腐蝕列島』シリーズなど、綿密な取材に基づいた骨太な作品を世に送り出している高杉良の同名小説。主人公・フレッド和田勇役に、映画やドラマなど幅広い分野で確かな演技力と存在感を発揮する俳優・大沢たかおを迎え、50年前、東京にオリンピックを招致した熱い男たちとその生涯を描く。
壮大な物語を紡ぎ出す共演陣には、和田を献身的に支える妻・正子に常盤貴子。日本水泳チームの威信を取り戻し、オリンピックの誘致活動をする東京都議会議員・北島義彦に萩原聖人。そのほか、小澤征悦、勝地涼、光石研、泉ピン子、橋爪功、西田敏行と豪華な面々が揃う。
そして、今回は吹雪のシーンを撮影するため約10日間に及ぶニュージーランドロケを敢行。現地では、実際に使われている列車を使用したり、街ぐるみで撮影に協力してもらい大規模なロケを行った。最低気温が‐2℃という厳しい雪の中での撮影もあり、ますます迫力あふれる仕上がりとなっている。
大沢は「挑戦だなと思いました。実話をベースにしている話なので、それを今の時代の人たちにどういう形で届けられるか、というのが自分としては大きな課題でした」と戦後の復興のために生きた主人公を演じる難しさを語った。
アメリカで青果店を経営していた日系アメリカ人のフレッド和田勇(大沢)は終戦後、妻・和田正子(常盤)と3人の子供にたちと豊かな暮らしを送っていた。ある日和田は、全米水泳選手権出場のため渡米してくる日本人選手の世話をすることに。
フジテレビ開局55周年記念スペシャルドラマ『東京にオリンピックを呼んだ男』は、10月11日21時より放送。