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本作は、国内シリーズ累計発行部数3000万部を越える人気コミック『DEATH NOTE』(大場つぐみ原作・小畑健作画)を基にしたサスペンスドラマ。名前を書いた人間を殺すことができるデスノートを使って犯罪者のいない世界を作り上げようとする青年・夜神月ことキラ(窪田正孝)と、世界一の名探偵L(山崎賢人)、そしてLと共にキラを敵対するニアとの壮絶な頭脳戦を描く。
優希といえば、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』『マッサン』などで知られる若手注目女優の一人。今回初めて実写化されるニア役でさらなる飛躍が期待されるが、本人は、突然の大役に喜びと不安でいっぱいだったという。「原作ファンの方が新しい『デスノート』をどう受け止めてくださるか、正直気になりますが、光栄なこと。最後までやり切りたい」と胸の内を明かす。
また、「監督から“男にも女にも見える中性的な感じで”と言われ、これは男の子を演じるより難しい」と一瞬ひるんだという優希。役を明確にするために監督と何度もディスカッションを重ね、「原作ではニアは男の子だけれど、とても愛らしく描かれているので、そこは残していこう」という方向性を決めたという。ただ、もう一つ、高いハードルがあった。それは、中性的なニアが“二重人格”として描かれていること。
「今回、メロは人形として登場しますが、彼女はニアの中のダークな部分を表したキャラクターなんです。
また、山崎との共演も楽しかったようで、「撮影の合間に山崎さんの方から話しかけてくださって、凄く気遣いのある優しい方でした。ただ、パズルを並べるシーンがあるんですが、スタッフさんを手伝っている時に、うっかり崩しちゃって“ごめんなさい!”って(笑)。ちょっと天然さんなところも素敵だなって思いました」と、すっかり打ち解けた様子を見せた。
『マッサン』で共演したシャーロット・ケイト・フォックスを誰よりも尊敬するという優希。「本番直前までスタッフさんと談笑していたのに、カメラが回ると豹変し、役に乗り移ったようになるんです」と目を輝かせる。「私もシャーロットさんのように役に乗り移る女優になりたい。
ドラマ『デスノート』は日本テレビ系にて毎週日曜22時30分放送。