女優・武井咲が主演を務める、松本清張作品の実写化ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系/7月より放送)に、江口洋介仲里依紗滝藤賢一和田正人、内藤理沙、高嶋政伸真矢ミキ、高畑淳子奥田瑛二伊東四朗らが出演することが発表された。

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 舞台は愛と欲望が渦巻く街、東京・銀座。
派遣社員として勤めていた銀行から1億8千万円もの大金を横領した原口元子(武井)が、その金の借名口座のリストが記された「黒革の手帖」を盾に自身のクラブ『カルネ』をオープン。みずからの野望のためだけに生きる若き銀座のママとして、夜の世界渡り歩く様を描く。

 江口は政治家を志し、みずからの野望のためにのし上がったものの、元子と出会ったことで運命が狂い始める衆議院議員秘書・安島富夫役、仲は元子が働いていた銀行の元同僚で彼女の誘いで夜の世界へ入り、のちにライバルとなる山田波子役に扮する。また、滝藤は元子と波子が働いていた銀行の次長・村井亨役、和田は夜の世界に足を踏み入れた元子が通う美容室の“オネエ”店長・牧野役、そして内藤は料亭の仲居で、のちにホステスになる島崎すみ江役を演じる。

 さらに、高嶋は上星ゼミナール理事長の橋田常雄役、真矢は元子が最初に働く銀座のクラブ「燭台」のママで元子をホステスとして育てる岩村叡子役、奥田は楢林クリニックの院長・楢林謙治役、高畑は同クリニックの看護師長で院長の愛人でもある中岡市子役、伊東は政財界のフィクサー・長谷川庄治役には伊東四朗と、豪華共演陣の競演にも注目が集まる。

 武井は、江口について「『息もできない夏』以来、約5年ぶりにご一緒することになりました。元子と安島の微妙で危うい関係をどのように演じていけるか、とても楽しみです」と久々の共演に期待を膨らませながら「これまでにご一緒させていただいたことがある方もいらっしゃいますが、初めて共演させていただく方もたくさん。緊張しますが、大きな期待感を持って撮影に臨みたいと思います」と今回の出演への意気込みを語っている。

 連続ドラマ『黒革の手帖』は、テレビ朝日系にて7月20日より毎週木曜21時放送。
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