NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』にて先週放送の第44話「井伊谷のばら」では、家康(阿部サダヲ)の小姓として田中城攻めに同行することになった万千代(菅田将暉)は、家康を狙う間者を討ち取り、一万石の知行を与えられる。井伊谷で祐椿尼(財前直見)が倒れたとの知らせが届き、万千代らは龍潭寺を訪れる。
直虎(柴咲コウ)は万千代と対面し、井伊の安堵を考えていないかと確かめるも、万千代は「井伊のものであったものを井伊が取り戻して何が悪い」と返す。そんな万千代に直虎は「家督は決して譲らぬ」と伝え、万千代も直虎に対する反発を露わにする。そして、祐椿尼が息を引き取ってしまう。

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 今週放送の第45話「魔王のいけにえ」では、家康の命を狙った間者が嫡男・信康(平埜生成)の家臣だったことが判明。信康の家臣である岡崎衆らは一斉に罰せられる。さらに家康の側室に新しく男子・長丸が生まれ、信康とその母・瀬名(菜々緒)の立場は弱くなる。

 焦る瀬名は直虎に、信康の嫡男を得るため、側室候補を探してほしいと書状を出す。だがその動きは、信康の正室・徳姫の父にあたる織田信長(市川海老蔵)の知るところとなってしまう。長丸が誕生したことによって、徳川家の運命は大きく動き出そうとしていた。

 NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』第45話「魔王のいけにえ」はNHK BSプレミアムにて11月12日18時、総合テレビにて20時放送。
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