【写真】川栄李奈、『嘘を愛する女』インタビューフォトギャラリー
『嘘を愛する女』は大手食品メーカーに勤めるキャリアウーマン・川原由加利(長澤まさみ)が、同棲中の恋人・小出桔平(高橋一生)の嘘に翻弄されながらも、真実に近づくさまを描くラブストーリー。本作について川栄は「『嘘は人生に必要なのか』と問う映画」と表現。「すごく難しい作品だと思いました。由加利と桔平のラストシーンは、すごく考えさせられます。題名の通り“嘘を愛する女”を素敵だと思う人もいれば、『え~!』っと驚く人もいるはず」と解説する。
川栄演じる心葉は、高橋扮する桔平に恋するゴスロリ女子大生。「オファーを受けたときに『ゴスロリのストーカーです』って言われて『なんだか面白そう!』って興味津々でした。彼女は、ここぞというときは由加利にもしっかり主張する、強めのストーカーでしたね」と語り、強いインパクトを残すゴスロリ衣装には「重かったです」と笑う。「フリフリのワンピースでボリュームがすごくて、さらにその上にフリフリのコートを着て…。着せられている感がありました」と冗談っぽく笑顔を見せる。
2015年8月、秋葉原・AKB48劇場での卒業公演が終わった翌日に、演出家・岡村俊一が手掛けた舞台『AZUMI幕末編』の稽古がスタートした川栄。
とはいえ、今年は主演映画『恋のしずく』の公開も控えている。主役として前に出ることが求められた。「主演はセリフ量も違いますし、出番も多くて大変だと思いました。自分で何かしようというより、まわりに助けてもらったことが多かったです。まわりの人が引き立ててくれるからこそ真ん中に立てているんだ、と実感しました。
そんな彼女が以前から「好き」と公言しているのがホラー映画。中でも「グロい映画が好き」らしい。「『ムカデ人間』とか『時計じかけのオレンジ』とかすごい好きです。異常者やサイコパス、キモいキャラクターに惹かれます。目がいっちゃうし、いろいろ調べちゃいますね」と喜々として語る。
映画『嘘を愛する女』は、1月20日より全国公開中。