【写真】「瑛太」フォトギャラリー
『anone』は、『Mother』や『Woman』、『カルテット』の坂元裕二が脚本を務めるヒューマンドラマ。家族を失い社会からも疎外された少女、余命半年を宣告された男、刑期を終え死に場所を探していた女、そして謎多き老女。生きてきた場所や背景もまったく違う男女の人生が“ある事件”をきっかけに交錯する姿を描いていく。
第3話は、ハリカを誘拐してきたるい子(小林聡美)と舵(阿部サダヲ)がカレーショップへ戻ったものの、そこで会社の上司を拳銃で撃ち逃走中の西海(川瀬陽太)と鉢合わせてしまうところから物語がスタート。西海はハリカを人質に亜乃音(田中裕子)から身代金を取ろうと画策し、るい子を亜乃音の元へと向かわせる。一方、亜乃音の元にはかつて林田印刷所の授業員で、現在は弁当屋に勤務する中世古(瑛太)が訪ねてくる。中世古は自室に磁気解析機やホログラムシートなどの機器を揃えていた。中世古が亜乃音の元を訪ねたのには何か目的があるようだった…。
毎回、胸を打つ名ゼリフの数々が話題になる本作。今回はヤケを起こした西海の「もう生きてる意味がわからない…自分がいてもいなくてもどっちでもいい人間で…45になって思うんだ! ハタチの倍思うよ!!」という心の叫びが話題に。SNS上では視聴者から「これ、わかる」「本当に震えた」など賛同の声が。
さらに今回はメインキャストでありながら第1話と第2話の出演シーンが少なかった瑛太演じる中世古が登場。彼が自室にある磁気解析機やホログラムシートなどの機器を使って弁当屋のサービス券を印刷するシーンでは「こんなの作れる技術あるのになぜ弁当屋で働いてるの?」と彼のミステリアスさに惹かれた声が寄せられた。
またラストにはバスで逃走するるい子の後ろにセーラー服姿の美少女(蒔田彩珠)が登場した。不思議な余韻を残すラストシーンに続いて、予告編にもその美少女の姿があったことから「謎の美少女…奥が深すぎるよ坂元さん!」「このセーラー服少女は何者!?」「先が全然読めない」などの声がSNS上に投稿されていた。