【写真】「吉岡秀隆」フォトギャラリー
本作は、昭和24年に発表された横溝正史の『八つ墓村』が原作。
前作に引き続いて金田一耕助役は吉岡が演じる。吉岡は、かつて渥美清が金田一を演じた『八つ墓村』(1977)が映画デビュー作であり、吉岡にとって運命的な作品であるという。昨年の『悪魔が来りて笛を吹く』の制作発表時に「私の映画デビュー作が『八つ墓村』で、尊敬する渥美清さんが金田一耕助を演じている事、縁を感じております」とコメントしており、思い入れの深い作品であるようだ。
戦国時代に村人が8人の落武者を惨殺し、大正時代に旧家の当主が32人の村人を殺害した過去を持つ、八つ墓村。その旧家・田治見家に、長らく縁が途絶えていた寺田辰弥が跡継ぎとして戻ってくる。だが、それこそが悲劇の発端だった。祖父、異母兄、僧侶、尼僧…次々と殺害される関係者たち。だが、真相は依然として分からない。そんな中、辰弥は巨大な鍾乳洞へと迷い込む。そこで見たものは、落武者の鎧を身につけた田治見家当主の死蝋(しろう)だった…。
スーパープレミアム『八つ墓村』は、NHK BSプレミアムにて10月放送。