【写真】「斎藤工」フォトギャラリー
今回新たに発表されたキャストは、小林薫、松重豊、岸部一徳、椎名桔平、八嶋智人、高島礼子、柳葉敏郎、岸本加世子、市毛良枝、浅田美代子、筒井道隆、小林稔侍、夏帆、満島真之介、飯豊まりえ、斎藤工、山崎育三郎、向井康二、市川実日子、美村里江、徳永えりといった豪華な顔ぶれ。
本作は1965年に刊行され、発行部数シリーズ累計600万部を超える、作家・山崎豊子の同名小説を映像化した医療ドラマ。今回は時代設定を2019年に置き換え、大阪の大学病院を舞台に“腹腔鏡のスペシャリスト”として医学界にその名をとどろかし、野心家で傲慢とも言える性格から反感を抱く者も少なくない浪速大学医学部第一外科の准教授・財前五郎(岡田)が“第一外科・教授”の座に向かい邁進する姿を描いていく。
小林が演じるのは、財前の義理の父で、圧倒的な財力を誇る財前産婦人科医院・院長の財前又一。娘婿である財前を、自身の悲願でもある浪速大学第一外科教授の座へと押し上げるべく、金を使って教授選に関わる人たちを次々と取り込んでいく。小林は「この作品に出てくる人たちは欲望がはっきりしていて、みんながその思惑の中で動いているのですが、その中でも又一という人は特にわかりやすいんです」と自身の役柄についてコメント。
松重が担当するのは、浪速大学医学部長・鵜飼裕次役。学内政治にも精通する鵜飼は、東と決別し、教授選に臨む財前を自身の一派に取り込もうと画策する。岸部が扮するのは、浪速大学病理学科教授の大河内恒夫役。野心むきだしの財前をあまり快く思わない大河内は、教授選に公正を期すため選考委員に名乗りを上げる。
また、満島が浪速大学医学部第一外科・医局員の柳原雅博を、八嶋は浪速大学医学部第一外科・医局長の佃友弘を演じる。美村は第一外科に所属する看護師の亀山君子を、市川が浪速大学医学部脳外科・教授の野坂奈津美を担当する。
そのほか、キャスト陣が担当する役柄については以下の通り。財前の妻・財前杏子(夏帆)、財前の母・黒川キヌ(市毛)、東(寺尾)の妻・東政子(高島)、東の娘・佐枝子(飯豊)、東都大学医学部第二外科・教授の船尾徹(椎名)、浪速大学に患者としてやってくる繊維問屋・佐々木商店店主の佐々木庸平(柳葉)、庸平の妻・よし江(岸本)、庸平とよし江の息子・庸一(向井)、佐々木家の代理人を務める弁護士・関口徹(斎藤)、財前の代理人を務める弁護士・国平幸一郎(山崎)。
『白い巨塔』は、テレビ朝日系にて5月22日~26日21時、5夜連続放送。