俳優の小泉孝太郎が17日、都内で開かれた主演ドラマ『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』(テレビ東京系/1月20日スタート)の記者会見に出席。弟の小泉進次郎環境相とフリーアナウンサーの滝川クリステルの間に第1子となる男児が生まれたことについて「おじさんになりました!」と白い歯をこぼし、その舞台裏を語った。


【写真】白衣姿で“おじさん”になったことを喜ぶ、小泉孝太郎

 本作は、平昌冬季オリンピックで金メダルを獲得したスピードスケートの小平奈緒選手が現在も所属する相澤病院にまつわる実話をベースにした医療ドラマ。医師・有原修平(小泉)が、実家の有原総合病院を再建すべく奮闘する様を描く。

 本イベントには小泉のほか、共演の高嶋政伸小西真奈美浅田美代子中村雅俊が出席した。

 本会見の当日朝には、弟夫妻に男児が誕生。白衣で登場した小泉は冒頭のあいさつで「今日はドラマのお話です。…それだけではすまされないですよね~」とニッコリ。「私事ですけど、弟夫婦に、今日、1月17日に子どもが生まれまして、“おじさん”になりました!」と述べた。

 続けて、「なんかこれ、デジャブのような不思議な感覚なんですけど、去年、弟が結婚会見をしたときは、トマト柄の衣装を着て、僕まで囲み取材をさせて頂きました。今回弟の子どもが生まれたときに、またこういう一つの節目で『病院の治しかた』の制作発表」と不思議な偶然に言及。

 昨日は深夜まで待機していて「初めて自分のおいっ子になる子に会いにいこうかな、と。でもだいぶ深い時間になってしまったのであきらめた。本気でこの衣装で行こうか迷いました」と明かし、「(場所が病院であるため)そうすると話がだいぶややこしくなってしまうので、それはやめたほうがいいかなと思った。
自分にとっての大切な作品の撮影の最中、自分が“おじ”になった。いつかそのおいっ子が大きくなったとき、『君が生まれたとき、僕は大変だったんだぞ。このドラマをしていたんだ』と言いたい」とほほ笑んだ。

 そんな小泉が主演を飾る本作は、病院経営などを軸にしており、手術シーンなどがほとんど出てこない異色の医療ドラマ。小泉は「この服(白衣)を着て、気持ちとしては『よし、医者としてオペをしよう!』という気持ちになる。(今回は)院長室に立ち向かわないといけない。そこには、膨大の量のセリフが待ちかまえている。まぁ~、最初の頃はきつかった」と心境を吐露。

 同じく院長室での撮影に参加し、金融や病院経営など多分野のセリフに四苦八苦する高嶋も「『どういう風な感じで、孝太郎さんがセリフを言って、僕が返したらよりいい形になるかな』『孝太郎さんがどうやったらイキイキできるだろう』と常日頃考えている。とにかく今は寝ても起きても、小泉孝太郎さんのことを考えている」と笑った。

 小泉演じる修平の妻にして、編集デザイナー・有原志保役の小西は、小泉と3度目の共演。「見ている方が『この夫婦のシーン、ほっこりするね』という気持ちになって頂けたらなと思って台本を読んでいた。
一緒にやっている小泉孝太郎さんがホッとするとか、現場のスタッフさんが『このシーン見ているとホッとするよね』と感じになるといいなと思いながら、毎回元気だけは持って現場に行くようにしております」と話し、別現場でセリフに苦しむ小泉についても「癒やす気マンマンで、現場に行きます。(会見前の)先ほど『“おじさま”になったことに(ついて)も熱く生きていく』とおっしゃっていたので、おじさまになった孝太郎さんごと熱く応援します!」と満面の笑顔を見せた。

 会見終盤に小泉は、主人公・有原修平の“暴走特急”というキャッチコピーにちなんで、自身のキャッチコピーを問われた際に「おじになった私」と回答。あらためて祝福ムードを感じさせた。

 ドラマBiz『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』は、テレビ東京系にて1月20日21時放送スタート(初回は拡大SP/翌週より毎週月曜22時放送)。
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