杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第4週「どこにも行きとうない」(第19回)が24日に放送され、ひょんなことから初舞台を踏むことになった千代(杉咲)が、舞台上で涙ながらに本音を爆発させると、ネット上には「涙が止まらない」「涙腺崩壊」といった反響が巻き起こった。
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借金取りによる岡安への嫌がらせが続く中、千代は岡安を出ることを決意。
しかし天海一座の客入りは悪く、突如中日で打ち切られることに。さらに千秋楽の直前に座員の漆原(大川良太郎)が腰を痛めて舞台に上がれなくなってしまう。なんと千代は、漆原の代役として舞台に上げられる羽目に。
千代が演じるのは、一平(成田凌)ふんする薬問屋の旦那の浮気相手となる女中。なんとか役を演じ続けた千代が迎えた最後の場面。千代は「しゃーない、それで手ぇ打ちます」というセリフをきっかけに舞台から去るという段取りを忘れ、舞台上で立ち往生してしまう。旦那役の一平は「頼むさかい、はよ出て言ってくれ!」ときっかけを与えるが、千代は「嫌や! うちは絶対に行きまへん!」と一言。困った一平が無理やり立たせようとすると、千代は「嫌や!うちはどこにも行きとうない!ずっとここにいてたい!」と声を上げる。そして涙ながらに「岡安にいてたいんや! もう1人になんのは嫌や…うちはどこにも行きとうない…」と打ち明ける。
これまで抑え込んできた本音を爆発させる千代の姿に、ネット上には「切ないなぁ…」「初舞台なのにこんなに悲しいなんて」などの声が相次ぎ、さらに「朝から涙が止まらない」「千代の叫び…涙腺崩壊ですよ!」といったコメントが集まった。さらに悲惨な身の上の千代になりきった杉咲のエモーショナルな熱演についても「花ちゃん、うま過ぎて泣けて泣けて」「杉咲花ちゃんの演技、すご過ぎて毎回泣ける」などの反響も寄せられた。