日本の犯罪小説を韓国で映画化した『藁(わら)にもすがる獣たち』より、恋人の残した借金に苦しむ男テヨン(チョン・ウソン)が、借金取りに脅しをかけられる本編シーンが解禁された。

【動画】借金の取り立てがジワジワ怖い『藁にもすがる獣たち』本編映像

 本作は、作家・曽根圭介による同名小説(講談社文庫)を、マ・ドンソク主演で日本でも好評を博した『犯罪都市』『悪人伝』の製作陣により映画化したクライムサスペンス。

金に取りつかれ、欲望をむき出しにした人々が激しくぶつかり合う様を描く。韓国映画界を代表する豪華キャスト陣が集結し、本国では興行収入ランキング初登場第1位を記録した。

 『アシュラ』『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソンが演じるのは、失踪した恋人が残した多額の借金を抱え、金融業者からの取り立てに追われるテヨン。このたび、保証人になったがために、厳しい取り立てにあうテヨンのシーン映像が解禁された。
 
 妙に距離が近くボディータッチも多い取り立て屋は、最初は優しそうな言葉遣いで話していたが、払えないことをテヨンが言い訳すると、絶妙な間を取り急激なキャラ変。「1週間待ってくれ。
当てがあるんだ」と懇願するテヨンに、「今度返さなかったらそいつが取り立てに行く」と、腕にも首にもうろこの入れ墨を入れた無口な男を指さし、「はらわたが好きなんだ。魚でも人でも生で食うのが好きらしい」と脅しつける。絶体絶命のテヨンは、果たして大金を手にしてこの地獄からはい上がることができるのか?

 映画『藁にもすがる獣たち』は2月19日より全国公開。