日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京系)。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)と、映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(2021年春公開)が始動。

総勢100名以上が出演する本作を彩る、個性豊かで豪華すぎるキャスト陣をチェックしていこう。

【写真】『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』に出演する森下能幸

◆File No.021 森下能幸

 都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く新作。第3話で森下は医療ドラマ『ドクターZ・5』に出演する、細かいことが気になると言わないとお腹を壊してしまう、超曲者バイプレ“森下能幸”を演じた。

 『バイプレイヤーズ』には第1弾から出演している森下。3度目の出演に「嬉しかったです。前々シリーズ、前シリーズに続き、新シリーズも参加させていただく事に、感謝感謝でした」と喜びを明かす。

 本作の魅力は「映画、ドラマ制作に関わる人々、つまりドラマ『バイプレイヤーズ』に登場する役者、スタッフの『裏側』をコミカルに、時にリアルに描かれる独特の世界観」にあるという森下。本人役を演じるという事を意識しすぎないようにしたという。3回目の出演とあって、撮影も慣れたものかと思われたが「今回は医療ドラマの出演者という設定でした。現場はワンフロアー、病院内のセットが組まれておりました。初めてのスタジオだったので、どこに何があるのかわからず、私にとっては迷路に近い感覚でした」と振り返っている。


★森下能幸/1962年12月4日東京都生まれ。劇団を経て、1991年に北野武監督の『あの夏、いちばん静かな海。』で映画デビュー。その後も『キッズ・リターン』など北野組の常連に。近年の映画出演作に『閉鎖病棟-それぞれの朝―』『ゴーストマスター』『酔うと化け物になる父がつらい』など。幅広い作品でバイプレイヤーとして存在感を放つ。

●『バイプレイヤーズ』第3話プレイバック

 バイプレウッドの8スタでは、8チャンが観月ありさ主演の医療ドラマ『ドクターZ・5』の撮影を行っていた。海外ドラマのような過激なテイストが話題で、視聴率も好調だったのだが、“コンプライアンス”違反を指摘する視聴者からの手紙が引き金となり、過剰な役柄の滝藤賢一は降板させられる事態に! 働き方改革や、ハラスメント防止で撮り直しやキャスト同士の衝突も発生…過剰なコンプライアンスが起こす騒動の行方は!?

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