日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京系)。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)と、映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(2021年春公開)が始動。
【写真】『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』に出演する寺島しのぶ
◆File No.025 寺島しのぶ
都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く新作。第3話で寺島は医療ドラマ『ドクターZ・5』に出演する、ベルリン映画祭を制した日本屈指の演技派で、テレビドラマに滅多に出ない女優“寺島しのぶ”を演じた。
『バイプレイヤーズ』には前作に続いての出演。「一回目に呼んでいただいた時、大杉漣さんはじめとするおじさま達とお芝居したのが本当に楽しかったので、今回も呼んでいただけて嬉しかったです」と話す寺島。撮影現場は「本当にくだらないことを監督始め皆さんが真剣に考えてやっているので、それに応えたい!と私も楽しんでできました」と充実していた様子。
本人役を演じることについては「寺島しのぶはこんな感じなのかぁとどんどんエスカレートしていきました」と振り返り、「普段の私を知るママ友さんに早く感想を聞きたいです」と笑顔を見せる。本作の魅力を尋ねると「みんな真剣。バイプレイヤーズの皆さんに尽きると思います」と明かし、「一回目の時は大杉漣さんがリーダーで皆さん輪になってセリフ合わせしていて。幸せな時間でした」と思い出を明かしてくれた。
★寺島しのぶ/1972年12月28日京都市生まれ。
●『バイプレイヤーズ』第3話プレイバック
バイプレウッドの8スタでは、8チャンが観月ありさ主演の医療ドラマ『ドクターZ・5』の撮影を行っていた。海外ドラマのような過激なテイストが話題で、視聴率も好調だったのだが、“コンプライアンス”違反を指摘する視聴者からの手紙が引き金となり、過剰な役柄の滝藤賢一は降板させられる事態に! 働き方改革や、ハラスメント防止で撮り直しやキャスト同士の衝突も発生…過剰なコンプライアンスが起こす騒動の行方は!?