【バイプレイヤーズ百名鑑】松尾貴史「シャイなので本人役を演じるのはなかなかしっくり来なかったです」
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　日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ（テレビ東京系）。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ～名脇役の森の100日間～』（テレビ東京系／毎週金曜24時12分）と、映画『バイプレイヤーズ～もしも100人の名脇役が映画を作ったら～』（4月9日公開）が始動。

総勢100名以上が出演する本作を彩る、個性豊かで豪華すぎるキャスト陣をチェックしていこう。

【写真】『バイプレイヤーズ～名脇役の森の100日間～』に出演する松尾貴史

◆File No.073　松尾貴史

　都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く新作。第9話で松尾は、刑事ドラマ『刑事曲者』に出演する、マルチに活躍する知性派バイプレで、穏やかだがちょいちょい無理難題を言い、気分によってメガネを変えるため繋がりがめちゃくちゃになりがちな俳優“松尾貴史”役を演じた。

　「前のシリーズを面白く拝見していたので、参加できることが嬉しゅうございました」と初出演の喜びを語る松尾。「主役専門の役者さんにはない、副菜や薬味の個性に注目してもらえるところ」に本作の魅力を感じているそうで、「自由度の高いムードで、心地よく質の高い緊張感が緩やかにかかっていて期待感が高まりました」と撮影を振り返る。

　本人役を演じるというめったにない設定に松尾は「私はシャイなのでそこだけはなかなかしっくり来なかったです」と感想を明かした。

★松尾貴史／1960年5月11日兵庫県出身。俳優、タレント、ナレーター、コラムニスト、“折り顔”作家など幅広い分野で活躍。近年の出演作品に『獣になれない私たち』（日本テレビ系）、『インハンド』（TBS系）、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』、舞台『ザ・空気ver.2　誰も書いてはならぬ』など多数。

●『バイプレイヤーズ』第9話プレイバック

　大河ドラマ『宮本武蔵』の主演に抜擢された岡山天音は、田中泯や伊武雅刀らと稽古を始めていた。そんな中、前田敦子からテレ東のドラマ『刑事曲者』が連ドラになることを聞き、オファーを断ることが出来ず二刀流で出演することに！　2つの作品でクセの強い先輩俳優に振り回され、どんどん芝居が出来なくなる岡山に悲劇が…。
果たして無事に撮影を乗り切ることはできるのか!?

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