テレビアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章(読売テレビ・日本テレビ系/10月2日より毎週土曜17時30分放送)より、PV、キービジュアルが解禁。併せて、弐の章から登場する新キャラクター、麒麟丸の娘りおん役を声優藤田咲が務めること、エンディングテーマをLittle Glee Monsterが担当することが発表された。



【動画】TVアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章PV

 『半妖の夜叉姫』は、高橋留美子の漫画をアニメ化した『犬夜叉』の世界観を受け継ぐ新しい物語。『犬夜叉』の登場人物である殺生丸の双子の娘とわとせつな、そして犬夜叉とかごめの娘もろはを中心に物語が展開する。弐の章は、2020年10月3日~2021年3月20日に放送された『半妖の夜叉姫』第1~24話の続編。

 とわとせつなは、大妖怪の殺生丸を父に人間のりんを母に持つ半妖の少女。とわ達の仲間になったもろはも、犬夜叉とかごめの間に生まれた四半妖だった。獣王・麒麟丸の姉・是露は、弟を倒すと予言されたとわたちを敵視し、倒そうと画策。
生まれた直後から3人の命を狙っていたが、とわは現代に送られ、せつなは半妖の里へ身を寄せ、もろはは妖狼族の元で庇護され、生き延びることができたのだった。

 しかし麒麟丸との戦いで、せつなは倒れてしまう。深く悔いるとわの前に現れた殺生丸は、折れた天生牙を渡し「試してみるか?」と問いかける。一方、犬夜叉とかごめは、14年前に麒麟丸との戦いに巻き込まれ、黒真珠に隠された犬の大将(殺生丸と犬夜叉の父)の墓に送り込まれてしまっていた。

 新規映像で構成されたPVは、物語に深く関わる主要キャラクターが映し出される。妖怪の大群に囲まれ、倒れたとわとせつなの頬をなでる殺生丸。
犬夜叉、かごめの姿を見て涙ぐむもろは。そして600年前から産霊山の結界の中に封じ込められている麒麟丸の娘・りおんの姿も。おなじみ刀々斎や、せつなを倒した麒麟丸も登場。最後は「半妖の双子はどこ?」という是露のセリフで締めくくられる。

 弐の章から登場する新キャラクター・りおん役を務める藤田は「りおんを任せていただけたことに感謝しかないです。私らしくりおんを演じ、シリーズの出演者の皆様、スタッフの皆様と共に盛り上げていけたらと思います」とコメント。


 本作のEDを担当するLittle Glee Monsterのメンバー、MAYUは「幼稚園の時から触れていたそんな歴史あるアニメの世界観を受け継ぐ『半妖の夜叉姫』のエンディングテーマを担当させていただくことになり、とてもうれしく思います。この機会をいただいて改めて『犬夜叉』を読み返しながら楽曲を制作しています」とメッセージを寄せた。

 アニメ『半妖の夜叉姫』弐の章は、読売テレビ・日本テレビ系にて10月2日より毎週土曜17時30分放送。キャスト、スタッフのコメント全文は以下の通り。

■藤田咲(りおん役)
りおん役が決まったと聞いた時は身が引き締まる思いでした。『犬夜叉』を家族で観ていた自分は、オーディションのお話を戴けただけでも嬉しかったのですが…りおんを任せていただけたことに感謝しかないです。
私らしくりおんを演じ、シリーズの出演者の皆様、スタッフの皆様と共に盛り上げていけたらと思います。精一杯頑張りますので、ぜひ応援よろしくお願い致します。

■Little Glee Monster/MAYU
私たちが小さいころに放送されていた『犬夜叉』は、よくテレビで観ていました。幼稚園の時から触れていたそんな歴史あるアニメの世界観を受け継ぐ『半妖の夜叉姫』のエンディングテーマを担当させていただくことになり、とてもうれしく思います。この機会をいただいて改めて『犬夜叉』を読み返しながら楽曲を制作しています。壱の章のラストの衝撃が弐の章でどうなるのか、私たちも一緒にアニメを楽しみに観たいと思います。


■松本沙羅(日暮とわ役)
『半妖の夜叉姫』弐の章がついに始まります。多くの謎が残ったまま一度作品と離れなくてはいけなくなってしまったのは、私自身も一視聴者として寂しかったですし、『早く続きを!』と心の底から願っていました(笑)。気になる展開のその先、夜叉姫達が、犬夜叉達がどうなるのか、引き続き皆様に見守っていただければ幸いです。一人一人の心の奥底に、より深く触れるエピソードがある……はず!(笑)。どうぞ宜しくお願い致します!

小松未可子(せつな役)
壱の章では衝撃的な最終回を迎えました。せつなの死と引き換えに得られた安らかな眠り。
最後にやっと『とわ姉ちゃん』と呼べたのに…雨の降りしきる中で、とわへ託された殺生丸からの唯一の希望。とわの試練がまたここから始まります。麒麟丸との因縁、母親であるりんの命、犬夜叉とかごめの行く末、そして娘たちの切り開く運命はいかに……!? 弐の章もますます目が離せない展開です!  どうぞお楽しみに!

■田所あずさ(もろは役)
衝撃的な終わり方をしてしまった壱の章! もろはちゃん達も自分の弱さを痛感した出来事だったと思います。それを経てどう成長していくのか、弐の章も引き続き見守っていただけたら嬉しいです! それからもろはちゃんの可愛らしさもパワーアップしておりますので、楽しみに待っていてくださいね~! 私もより生き生きと感じてもらえるよう精一杯演じさせていただきます! よろしくお願いします!

■菱田正和監督
佐藤照雄監督の後を受け、『半妖の夜叉姫』弐の章で監督を拝命することになった菱田と申します。『半妖の夜叉姫』の原点となっている『犬夜叉』は、僕にとって出身であるサンライズで初めて演出デビューした思い出深い作品であり、アニメ演出家として育ててくれた作品でもあります。今回の様々な巡り合わせに関しては、どこか運命的な、なにか宿命的な縁の糸を感じております。ファンの皆様に少しでも恩返しできるように頑張りたいと思います。どうかよろしくお願いします。