ラグビー・NTTリーグワンでレギュラーシーズン(RS)2位の埼玉は18日、熊谷市内のグラウンドで練習を行った。9日に最終節を終え、休暇をはさんで31日のプレーオフ(PO)準決勝に向けてチームは再始動。

SO山沢拓也が取材に応じ「プレーオフは総力戦。チームが大事にしているところを全員が理解して、チームのためにやれるかが大事」と、表情を引き締めた。

 午後2時から始まったこの日の練習。山沢は、同4時50分に「すいません、遅くなりました」とグランドから引き揚げてきた。約2時間の全体練習後は、キックオフの練習からプレースキックまで、入念に個人で感触を確かめた。今季、18節を通して蹴ったPGは16、全てを成功。新たに就いたベリック・バーンス・バックスコーチからは短期集中型のキック練習を勧められているが、負けたら終わりのPO。力も入る。山沢は「最近は、またちょっと、いろいろ確認をしたくて増えちゃっています」と汗を拭った。

 リーグワン最終節、BL東京戦ではトップリーグを通じて100キャップを獲得。45―0の白星では、プレーヤー・オブ・ザ・マッチも獲得した。メモリアルな一戦後は、休暇期間だったが「お祝い…特に、していないです」と山沢。

リフレッシュの遠出も考えたが、3人の愛息子と過ごす時間を享受した。次男は、試合のプレーバックを見れば「パパ、ここでトライするよね」と言うほど、見るもするもラグビー好きという。山沢は「いつもより、ゆっくり過ごせるぐらいですね」と、つかの間の休息にほほ笑んだ。

 4季ぶりの王座奪還に挑むチーム、司令塔としてアタックのタクトを振る。埼玉は、準々決勝(24日、秩父宮)東京ベイ―BL東京の勝者を迎え撃つ。山沢は「チームとしてのつながりを感じられる1週間にしたい。自分の中では、キックの感覚などを整える1週間にできたら」と、余念のない調整を見据えた。

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